法律・司法学
実務体験で立法から司法までを学ぶ
青木 一也さん
オクラホマシティ大学
実践を重んじるアメリカの大学。学部課程の授業や課外活動でも、実務の体験をするチャンスはたくさんある。オクラホマ州・オクラホマシティ大学政治学専攻(法律大学院進学課程)を卒業した青木一也さんにお話をうかがった。
法律を学ぼうと思ったのはなぜですか。
国際法、特に知的所有権や国際ビジネス法を勉強したいと思ったのです。
学んだ科目の中で印象的なのは?
どの科目も印象深いのですが、特にアメリカ憲法の授業は充実していました。5、6人のクラスで、授業の準備が大変だったのですが、初めての本格的な法律の授業でいろいろな発見と感動がありました。
授業だけでなく、課外活動にも参加されたそうですね。
オクラホマ州内では、模擬議会や模擬裁判に参加しました。貴重な経験でした。
どんなことをやったのか教えてください。
模擬議会では、本物の州議会場を使い、立法課程を学びました。実際に自分たちで法律案を持ち込み、演壇にのぼって話し合うという本格的なものです。
模擬裁判も、州の上級刑事裁判所で行いました。代理人(弁護士)役として、法廷のみんなに対してプレゼンテーションするのですが、準備が大変で、裁判官の質問も厳しかったですね。ほんとに大変でしたがいい経験をしたと思います。
NCN米国大学機構の日本人受入制度は、今年で34年目を迎えるアメリカの大学自身が運営に参加する米国大学進学・留学のためのプログラムです。
これまで7,400名以上がアメリカの大学に進学・留学し、その大多数を占める正規学部生として入学した学生は、95%が卒業し、社会の第一線で活躍しています。