大学生・社会人の留学検討

ここでは、大学生や社会人の方が米国大学への編入やMBA進学についての検討事項や考え方をまとめています。これからアメリカ大学留学を検討する上で参考にしてください。基本事項については以下の大学生編にて説明していますので、社会人の方も、まず大学生の内容を読まれた上で引き続き社会人の方向けの項目をお読みいただく事をお勧めします。
日本人学生受入制度の説明や単位互換、テストなど留学の手順に関する説明については「留学プログラム」を合わせてご覧ください。

 大学生の留学と「リソース」

大学受験の際の進路検討は、ゼロベースでの各進路の比較でした。しかし、大学生の皆さんは現状の環境から何かを「変えたい」、あるいは在籍している大学では得られない経験値を「加えたい」というニーズがあっての検討であるという点がまず大きな違いです。


このページを読まれている方の多くは、自分の目指す将来像は決まっているのではないでしょうか。それを目指すにあたって、スタート地点とゴール地点、つまりあなたの現状と、大学卒業後や近い将来にめざしたい理想にどのくらいの差があり、実現への必要条件を満たすには、どのくらいのリソース(資源)をかけなければならないのか。かけられるのか、といった点を認識することによって、自ずとやるべきことや手段は決まってくることでしょう。


ここで言うリソースとは、端的に言えば「時間」と「資金」です。生々しいですが、最終的にはこの問題を避けて通る事はできません。もちろん早合点してほしくないのは、決して「時間があってお金持ちでないと留学できない」という話ではないという点です。あくまでこれらをしっかり把握し、とれる最善の手をとることで、回り道や無駄を防ぎ、実現したい理想への道を確実に進もうということなのです。


一方、将来像がまだ見えていないが、漠然と今のままではいけない、何か変えることで状況を改善したいという場合は、「まず最低やるべきこと」を順次クリアしながら、将来の可能性を探りつつ学ぶことになります。アメリカの学びの制度は非常に自由であり、学部学科に縛られず、自分の学びたい授業を自由に選ぶことができます。許された時間の中で、色々な可能性を試してみましょう。

 準備に要する時間を計算する

投入する自らのリソースについて、まずは「時間」から考えてみましょう。
ともすれば卒業時期や就職活動時期のことばかり考えてしまいがちです。もちろん非常に大事なのですが、私たちはあまり意識しすぎないことを勧めています。


例えばあなたが企業の採用担当者だったとして、現役の普通の大学生と、2年遅れでも能力が2倍高い学生、どちらを採用しますか?


社会人から見た場合、2年の差というのはそこまで大きなものではなく、かつ、その内容がアメリカでしっかり勉強してきたというものであれば、むしろ意識の高い学生として評価の対象になることでしょう。本当に求められているのは、より能力の高い人材だということです。
従って、応募に年齢制限がある場合は別として、就活まであと1年だからその中でできることを、と考えるよりは、2、3年かけても必要な力を手に入れる方向での検討をお勧めします。


むしろ、皆さんが考えなければならないのは足下の問題、つまり現状でアメリカで学ぶために足りない力を補うために、どのくらいの時間をかけなければならないのかという点です。 英語力や基礎学力が足りなければ努力で補うことができますが、「努力」とは、言い換えれば、大きな「時間」を投入するということです。それ無しに留学を開始するのでは、現地で立ち往生するか、大きな資金を投入したのに成果を挙げられず、投資が無駄になることを意味します。
そして学生の皆さんは留学先や就職のことがまず気になることかと思いますが、私たちに言わせれば、留学は、準備が最も大切です。
「アメリカ留学したら勉強します」では遅く、具体性や計画性の無い「がんばります」では弱い、という認識は持ってください。短い期間だからこそ、周到な準備があって初めて生きるのです。
準備計画、現地での学習、そして帰国後のキャリア作りという3点について、計画を立てておきたいところです。


とはいえ、それを全て自分で実行するというのはなかなか厳しいものがあります。日本人学生受入制度では、その観点から準備指導プログラムやサポートを設計していますので、まずは進学説明会などで相談してみてください。最適なプランを一緒に検討してみましょう。

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NCN米国大学機構の日本人受入制度は、今年で34年目を迎えるアメリカの大学自身が運営に参加する米国大学進学・留学のためのプログラムです。
これまで7,400名以上がアメリカの大学に進学・留学し、その大多数を占める正規学部生として入学した学生は、95%が卒業し、社会の第一線で活躍しています。

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