アメリカの大学に進学・留学を成功に導くには、なるべく早期からの準備が求められます。この日本人学生受入制度では、アメリカの大学生として順調にスタートが切れるよう、語学力の向上と留学そのものへの各種準備指導を行なっています。

英語力向上のための指導

アメリカの大学入学に
必要な語学力条件

アメリカの大学で正規授業を受講するには、以下の語学条件をクリアすることが求められます。一般的にアメリカで生まれたTOEFL®️が最も通用性の高い英語力検定である一方、近年はほとんどの大学でIELTS®️も通用します。TOEFL/IELTSの各スコアの参考として、日本の高校で広く普及している英検の「級」、大学生が受験することの多いTOEICスコアも掲載しておきます(あくまで参考ですのでご注意ください)。また大学によっては各テストにおいて、例えば文法やスピーキングなど、セクションごとのスコアを要求されることもあります。

標準的なテスト(参考)
(検定名)TOEFLIELTS英検TOEIC
標準的な大学61-705.0-5.52級A〜準1級600-650
上位大学79-805.5-6.5準1級〜1級700-750

実際、英語教育に力を入れている高校や海外系の教育機関、または国際系の学部に所属している大学生など、これらのスコアをすでに保持しているという学生も近年増えてきたものの、多くの学生にとっては一定期間のトレーニングを行わないと届かないスコアと言えるでしょう。

いつまでに基準クリアが必要?

一般的に、大学より上記基準を満たしたスコアの提出を入学申請時に求められますが、この日本人学生受入制度では、入学審査(共通審査や準備生審査)の段階では上記のスコアは要求しておらず、後述の各種語学研修を経て、アメリカの大学の正規授業スタート前までに大学ごとに定められた語学力規定をクリアすることが条件になっています。

従って、準備開始が早ければ早いほど、余裕を持って準備をすることができるのです。

STAFF

基準クリアが新学期に間に合わない場合は、クリアできるまで学期単位で語学研修が延長になり、卒業が延びることに直結します。実際、留学を開始してから英語の勉強を始めるのでは遅いため、しっかり準備をして、スムーズな留学のスタートをめざしましょう。

英語力向上のステップ

英語力向上のステップ

この日本人学生受入制度では、留学前に英語の準備を行うための国内語学研修、また正規授業履修直前の学期に大学内で実施する米国語学研修の2段階で、アメリカの大学の授業に無理なく参加できる英語力の獲得をめざします。

国内語学研修では、基礎を再学習するためのコースから、さらに余裕を持ってスタートを切るための上級者向けコースまで4段階のレベルをご用意しています。

米国語学研修では、英語の4技能を英語で学んでいくと同時に、正規授業のシミュレーションなど、実践的な対策を行い、正規授業に備えます。

大学入学後は、授業を受講し、実習やインターンシップを経験する中で、専攻ごとの実戦的かつ専門に即した英語力の獲得、ひいてはプロとしての第一歩を踏み出せる英語力を手に入れましょう。

STAFF

英語に自信がない学生でも丁寧に指導します。勉強法の指導も行いますので、まずは現在の状態で審査を受験し、早めに指導の流れに乗りましょう!

STAFF

入学に必要なスコアはお持ちの中上級者の場合も、やはりネイティブスピーカーの中で授業を受けるにはさらなるトレーニングが必須です。なるべく余裕をもって正規授業に望めるよう、さらに英語力を磨きましょう!

※ネイティブレベルと認定された学生の場合、これらの語学研修は免除となる場合があります

国内語学研修

本機構が実施する国内語学研修は、30年以上の歴史の中で改良を重ねてきた留学準備に特化した語学教育プログラムです。

国内語学研修の主な内容

通信教材

基礎〜応用の4レベルから実力に合わせて実施。文法など基礎の穴を無くしていくとともに、リスニング対策や効率的なTOEFL対策を行います。

スクーリング

レベル別グループによるオンライン双方向授業を実施。通信教材の解説とともに、アクティビティを通じて実践的なコミュニケーション力を高めます。

TOEFL模試

約2ヶ月に一度、最大5回のTOEFL模試、実力テスト等を実施(高3以上対象)。定期的にスコアの伸びを実感しながら学習を進められます。

国内語学研修の特長

・徹底した基礎力の向上とTOEFL対策
・計画を立て、学習する習慣をつける
・できる準備をすべて行ってから留学

徹底した基礎力の向上とTOEFL対策

アメリカの大学で学ぶ場合、皆さんが想像する通り英会話も大切な一方、たくさんの文献を「読む」、教授へのメールに始まり、時には大規模なレポートを「書く」など、想像以上に読み書きの部分の比重が大きくなります。「正確に教科書などの文脈を理解し、自分の伝えたいことを正確に表現できる文章を書けなければ良い点数がもらえない」というのは日本語で想像してみれば分かることでしょう。

そのためには語彙を増やし、文法を理解するといった、着実なトレーニングから始めていきます。基礎があって始めてTOEFL対策に移れるのであり、高校で習う範囲や、実力によっては中学レベルの英語に戻り、まずは基礎の穴を徹底的に無くしていきましょう

国内語学研修では、オリジナル教材と市販教材を組み合わせ、基礎固めから始めていきます。そして、これまでもその課題に取り組んできたが成果が上がらないという学生には、学習方法から指導していきます。そしてレベルが上がると、実践的なTOEFL対策に移行していきます。TOEFL対策では、教材での指導のほか、最大5回のTOEFL模試や実力テストを繰り返し、達成度の確認を行います。

もちろん、英語の四技能のうち、「聞く」「話す」という部分もないがしろにはできません。リスニングやスピーキングについても、米国語学研修の前段階として、教材の提供やスクーリングでの指導を行っていきます。

計画を立て、学習する習慣をつける

アメリカの大学では、学期平均で4〜6講座に登録し、ひとつの講座は週に2〜3回の授業があり、特に平日は、授業の後も予習復習や課題をこなすなど、とても忙しい日々を送ります。ですから、しっかりと計画を立て、またそれを着実にこなしていくことが好成績につながる第一歩です。

国内語学研修では、あらかじめ定められた学習計画に沿って、毎週、学習課題の提出を求めていきます。また、英語以外の学習も含めた学習計画を立て、達成度を自己確認しながら学習を進めていくよう指導しています。

このプログラムでは、単に英語の準備を行うだけではなく、アメリカでの大学生活を想定した指導を心がけています。

できる準備をすべて行ってから留学

「英語がうまくなりたくて留学する」のは真実である一方、大学留学においては、英語力を授業に参加できるレベルに近付けてから留学を開始しなければ、時間と費用に無駄が生じます。

アメリカの大学での米国語学研修では、学期開始時、中間、期末で3回の英語力テストを実施することが一般的です。期末テストで基準をクリアできない場合は、次の学期も語学研修を継続受講しなくてはなりません。そしてその学期もクリアできなければさらに延長となり、語学研修が長期化してしまうことがあります。もちろん、学期ごとに受講費用が発生しますし、卒業時期も延びていきますから何も良いことがありません

このような事態を防ぐためには、進学前に日本で準備をしっかり行うことが大切です。会話はともかく、単語や文法など「覚える」学習については、世界のどこで勉強しても同じ日本でできる準備、対策は日本にいるうちに終わらせるという観点から、国内語学研修は作られているのです。

米国語学研修

アメリカの大学では、多くの大学で学内に附属語学研修所を設置しており、留学生の英語力向上のための指導を行っています。

・TOEFL対策
・アカデミックイングリッシュにおける

四技能のバランスの良い向上
・正規授業のシミュレーション
・上級生による会話パートナー制度
・e-learning教材の導入

・各種アクティビティで楽しみながら英語学習

「これから正規授業を受講する学生の準備」に特化したカリキュラムで、短期間で英語力の向上をめざす内容になっています。日本人学生受入制度では、留学準備の総仕上げとして、正規授業開始前に、この米国語学研修への参加を原則*としています。 

*TOEFL等のスコアによる免除制度(直接正規授業に参加)があります。

詳しくは進学説明会へ

米国大学や日本人学生受入制度の進学説明会を東京・大阪・オンラインで実施しております。ご参加、ご相談は無料です。


留学準備研修・サポート

アメリカの大学生としての準備

留学準備は、英語だけではありません。日本の高校や大学と、アメリカの大学では制度も違えば、学生の考え方や心構え学習・生活管理なども含めて、全く違う世界と言っても過言ではありません。日本人学生受入制度では、30年以上の経験の中で、「外してはならない」留学準備のポイントを押さえ、よりスムーズな立ち上がりとより良い結果に向けて、国内準備段階から各種研修とサポートを行なっています。

成功に必要な考え方とは?

留学にとどまらず、物事を成功させるためには、そして自分の将来の夢をかなえるには、どんな考え方が必要でしょうか?

単に願い続けるだけで動かなくては何も変わりません。逆に、やみくもに動くだけでも遠回りや、最悪は的外れな方向に進むことになってしまいます。

目標設定を具体的にしよう

例えばあなたが航空学を大学で勉強してライセンスを取得し、国際線パイロットになりたいとしたら、どんな力が必要か考えてみましょう。「英語力、操縦の腕、機長としてのリーダーシップ、航空に関する知識」など、いくつも挙げられることでしょう。しかし、例えばその目標を「英語がうまくなる」など、漠然とした範囲にとどめてしまうと、それは単なる願望の域を出ません。例えば、パイロットに必要な英語力の資格基準で「ICAO航空英語能力証明・レベル5*」など、それぞれのゴールをなるべく具体的に見える形にしていくことが大切です。

*参考:ICAO=国際民間航空機関。航空英語能力証明レベル4は国際線に乗務できる最低限のレベル、レベル6はネイティブレベル

ゴールに対する今の自分の実力は?

次は、自分のスタート地点を確認しましょう。これからスタートの人もいれば、TOEFL80点以上の人もいるかもしれませんが、英語力のゴールと今現在の自分の英語力を比較すると、まだまだ全く見えないところにゴールがあるという人が大多数でしょう。しかし、スタートを把握し、具体的な目標があれば、少なくとも進むべき方向、ベクトルは見えると思います。

そしてその途中にあるもっと近くの目標は「授業を受け始められるくらいの英語力≒TOEFLスコア」と言えます。このように、具体的な目標と、自分の現在位置、通過すべき点が分かれば、カーナビに従ってドライブするように自分の道筋を迷わずに進んでいくことができます。距離は人それぞれ、課題も変わってきますが、ここで大切なのは、大きな夢や目標から「今後、何をするべきか」を導き出すことです。

さらに次の段階では、今月、今週、今日といった「小さな実行」に計画を落とし込みましょう「千里の道も一歩から」ということわざの通りで、大きな目標や夢を中間目標、小さな目標、さらに日々の学習につなげます。その上で着実に実行し、振り返り、私たちに相談し、軌道修正を繰り返しながら進んでいきます。一見、気の長い作業の繰り返しが、実は夢への最短距離なのです。

約7,000名の経験に基づく指導

自分の歩く道を自分で導き出すのは大変なことですし、思い込みで道を誤ることもあります。さらに、計画や実行まで含めると、大人でもきちんとそれができている人は多くはないでしょう。

私たちNCN米国大学機構は7,000名近い学生の留学に関わってきた長い経験の中で、ほとんどの進路において、成功した学生の事例や、何をしたら良いか、何をしてはいけないかも含め、組織の経験値として蓄積しています。もちろん、その中にはアメリカの大学での学習、生活に関する知識や事例も含まれます。上記の考え方のもと、その場限りのアドバイスに止まらない、留学成功のための「経験と集合知に基づいた指導」を心がけています。

留学目標管理と計画、実行のための指導

アカデミックポートフォリオ

目標管理や自己分析、学習計画、振り返りなど、各種ワークシートを作成。これに基づき準備期間も自分の学習状況を振り返りながら、留学準備を進めていきます。

学期ごとの成績管理

合格後、学校の成績を毎学期提出、留学開始前から留学中と同様、良い成績状況をめざすための指導を行います。成績向上の際には、より上位の大学に進学先の変更もできます。

合宿等でのグループ指導

夏休みや留学直前の冬には、合宿またはオンライン研修での集中指導を行います。英語の指導、学習への取り組みの再確認など、総合的に米国大学生としての準備を整えます。

個人指導・相談

その他、留学準備、英語学習についてなど、各種ご相談を学生・保護者からお受けしているほか、成績が伸び悩んでいる場合などは特別に個人指導を行うこともあります。

準備生課程

NCN米国大学機構では、上記の考え方のもと、アメリカの大学への進学を早期に決意した高校1・2年生のための準備生課程を実施しています。

高3進級時に米国大学合格

準備生開始時は大学を仮決定、高校2年生修了時点で、アメリカの大学の正式な合格が得られるため、高3の1年間をたっぷり留学準備に充てることができます。また、高3で成績が向上した場合は上位大学に変更もできます。

同じ費用でより長期の指導

高校生の場合、準備期間に関わらず指導に必要なプログラム費用は基本的に同一ですから、早期に開始した方が長く指導が受けられます。日本の大学進学を考えた際には塾や予備校も検討することを考えると、非常に経済的な制度です。

大学生・社会人向けの指導

大学生や社会人の方についても、基本指導の流れは高校生と同様であり、語学力強化やアメリカの大学に適応するための指導を実施します。また、高校生の準備生課程と同様、早期から準備を開始したい大学生についてもご相談に応じます。詳しくは進学説明会にてご相談ください。大学生以上の場合の追加指導は以下の通りです。

単位互換対応指導

単位互換制度は、アメリカの大学の卒業単位に適合する場合、日本の大学の履修済み単位をアメリカの大学の単位に変換することができる仕組みです。本機構では審査受験時の互換可能性のチェック、実際の移行に向けての指導を実施します。

認定留学対応指導

大学在学中の1年間の留学を扱う「認定留学/休学留学プログラム」において、日本の大学の認定留学制度の条件に適合する履修内容についてコンサルティングを行います。また、休学留学の場合も、履修プランの指導を事前に実施します。

※社会人の方についてはご年齢や状況により、学生を対象とした指導プログラムの一部を省略するレスオプションを適用し、プログラム費用を減額いたします。個別にお見積もりいたしますので、詳しくはご相談ください。

詳しくは進学説明会へ

米国大学や日本人学生受入制度の進学説明会を東京・大阪・オンラインで実施しております。ご参加、ご相談は無料です。

留学手続きの指導・サポート

学習に関する指導がNCN米国大学機構の大きな特色である一方、時期に応じて各種手続きや物理的な留学準備の指導・サポートも確実に実施していきます。

留学準備の指導・サポート

  • 入学申請、各種手続きの代行、サポート
  • 学生ビザ申請サポート
  • 学生・保護者向けの
    留学準備オリエンテーション
  • 渡米前の現地アドバイザーによる
    オンライン準備指導
  • 渡航手配・当日のサポート
  • 現地到着後の留学初期研修 ほか

いよいよ出発!

英語、学習、手続き、その他の準備を整え、万全の体制でアメリカの大学に出発していけるよう、私たちは全力で指導とサポートを行なっています。もちろんこれは出発点に過ぎません。これからが留学本番です。

学生は大学ごとに決められた渡航日にグループで出発
ご家族・お友達もたくさんお見送りに集まります

米国大学進学・留学説明会

東京・大阪・オンラインで実施

日本人学生受入制度の詳細は、進学説明会でご案内しています(無料・要予約)詳細資料をもとに、受験方法や留学費用も含めた制度の説明を行うとともに、現地映像や学生インタビューも交えて情報満載でアメリカの大学をより理解していただける内容となっています。

親子で進路を考える機会としてぜひご活用ください。その他詳細は以下のリンクからご確認ください。

ベテランアドバイザーによる個別相談も実施

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