1. 出願資格

以下のいずれかに該当し、かつ日本国籍または日本国の永住権を保有し、受験者、保護者の日本語でのコミュニケーションに支障がない者。特に年齢制限は設けていない。

※出願資格についての詳細は、「審査に関するよくあるご質問」をご参照ください。

学部課程(高校生・大学受験生)

  1. 文部科学省の定める全日制高等学校もしくはそれに準ずると認められる学校に在学している者、もしくは卒業した者。そのうち高等学校卒業見込が確定していない者(高校1・2年生)は本制度の定める準備生課程の対象となる。
  2. 海外の高等学校に在学し、卒業見込が確定した者もしくは卒業者で、日本の高等学校と同等の教育を受けていると認められる者
  3.  文部科学省の定める高等学校卒業程度認定試験(高卒認定、旧大検)全科目合格者
    ※ ただし、大学選択に制限あり

Global Career Programs(大学生・大卒社会人)

  1. 日本または海外の大学、短期大学に在学している者、過去に在学した者、もしくはそれに準ずると判断される者
  2. 日本または海外の大学、短期大学で学士号、準学士号の学位を授与された者

※ 高等学校卒業以上で大学に在籍歴の無い者は、年齢を問わず高校卒業者としての審査となる。

※ 認定留学/休学留学プログラムは大学在学中、もしくは学士号、準学士号取得者以外は利用できない。

Unfortunately, we do not accept foreign students, including those who do not possess a permanent residence visa in Japan, due to visa-related procedures. Additionally, even if you have a permanent residence visa, if there are communication difficulties in everyday Japanese language interactions, it may be challenging for us to provide special accommodations, and therefore, we generally do not accept such cases. Thank you for your understanding.

2. 合格までの流れ

  1. 受験者および保護者は、原則として事前に本機構の進学説明会またはセミナーに出席すること。
  2.  出願関係書類は、説明会、もしくはそれに準ずるセミナーに申込の際、説明会資料とともに配付、送付される。
  3. 共通審査は年間を通じ、原則毎週日曜日に実施する(年末年始等を除く)。上記説明会等に出席後、日本事務局まで電話またはメール、オンラインフォームにて受験申込を行い、受験日を予約する。
  4. また高校3年生以上の場合、高等学校/大学から成績証明書類を受領し、願書類とともに日本事務局に郵送する。
  5. 下記の要領で共通審査/準備生課程審査を受験する。審査は事務局での実施(筆記試験、面接)またはオンライン受験(オンラインテスト、web会議による面接)を選択できる。
  6.  共通審査合格の場合、直ちに本機構から受入大学への入学申請を行い、大学により数日から3週間後に承認、合格通知を受験者に送付する。受験者は案内に従って入学手続きを行うことで進学が確定し、本制度学生としての指導が開始される。準備生課程合格者は、合格通知受領後に申込手続きを行うことで準備生としての指導が開始される。

3. 共通審査と合格基準

3-1. 学力水準及び学業成績

本制度では、受験者および保護者との面談において、高等学校の学業成績基準に応じて受入大学の選定を行い、成績基準を満たす大学の中から、現在の語学力、専攻、予算、地域の希望等を加味して本機構、受験者、保護者の三者合意の上、進学先を決定する。なお、全受入大学を通じて入学基準を下回る場合は不合格となる。

準備生の場合は、同様に大学選定を行い、高校3年進級時に最終的な進学先が確定する。

3-2. 英語力

英語プレイスメントテスト(筆記試験またはオンラインテスト)により現在の英語力を判断し、高校卒業まで、もしくは若干の準備期間延長により必要な英語力水準に達することができると判断できる場合、合格となる。希望大学に合格が難しいと判断される際は、他の受入大学への希望変更を推奨する場合がある。
準備生については英語力対策の時間が十分あるため筆記試験は実施するが合否には原則影響せず、国内語学研修のレベル決定に使用する。
受験申込時から過去1年以内にTOEFL/IELTS/TOEICを受験し、公式スコアを保持している場合、スコア提出をもってこれらの英語力審査は免除される。(TOEFLはITP不可、各テストの公式のバリエーション(TOEFL Essencialsなど)は可)

3-3. 小論文

小論文(日本語)を英語プレイスメントテストとともに実施する。テーマは当日発表。オンライン受験の場合は課題作文の提出をもって代替する。

3-4. その他の要件

  • 留学に対する目的意識、努力姿勢、及び周囲の理解と支援が確立されているか。
  • 高等学校/大学における部活動、委員会活動、ボランティア等の課外活動及びその他の個人的努力による活動等はプラス要素として評価される。ただし受験要件として必須ではない。

3-5. 免除される項目

一般的に入学申請時に課されるTOEFL等の語学力テストのスコアについては、本制度の審査時には免除される。ただし合格決定後、定められた時期までにTOEFLスコア(もしくは大学が定める独自基準)を達成することを入学条件として課される。SAT等の学力テストは審査時およびそれ以降も一部例外を除いて原則免除となる。

3-6. 実技が要求される専攻

音楽・美術等の実技が要求される専攻の場合、入学審査時もしくは合格決定後の大学の学部からの要求により、当該分野での能力や、実技について客観的に評価できる資料(音楽/映像ファイル/作品集など)の提出を求められる場合がある。ただし、大学そのものへの入学審査はあくまで評定平均を中心に審査し、専攻への参加許可とは別となる。また多くの場合は別途経験者以外の学生向けの同系統の専攻が用意されている。

3-7. 奨学金の支給

NCN特別奨学金

 NCN特別奨学金制度(授業料減免または別途定める金額を支給・返還不要)適用大学に合格した場合、各大学の定める学業成績条件を満たす全ての学生に対して奨学金支給が決定される。

NCN語学力奨学金

語学力に優れ、本制度学生の範となると認められる学生については、NCN語学力奨学金(国内語学研修費相当分)が支給され、国内語学研修を実質無料で受講できる。なお日本国外の英語圏で長期間生活していた学生など、ネイティブレベルと認定された場合は国内語学研修が免除となる。

ファミリースカラシップ

NCN米国大学機構学生または卒業生の兄弟姉妹が本制度を利用する際は、ファミリースカラシップとして本制度一部費用の減免が行われる。

レジェンドスカラシップ(準備中)

NCN米国大学機構卒業生の実子が本制度を利用する際は、レジェンドスカラシップとして本制度一部費用の減免が行われる。

4. 募集大学

本制度では別途定める受入大学の中から各年度の募集大学を設定しており、本年度は40大学での受け入れを実施する。なお、受入大学以外への直接進学はできないが、在学中の転学(他大学への編入)を妨げるものではない。

受入大学一覧はこちら

5. 募集期間

  1. 募集は年間を通じて行っており、合格決定順に指導が開始される。
  2. 原則、2025年3月末日までに合格手続きを完了した高校3年生以上の受験者が同年秋学期入学(5〜6月渡米)の対象となる。ただし大学・地域によっては早期に募集を終了する場合があるため、早めに進学説明会に参加すること。 以降の合格者は、大学の締め切りに準じて学期単位で入学時期を別途調整する。
  3. 高校2年生の場合、準備生課程が適用されるのは、原則として2024年12月末日までに準備生審査を受験し、2025年1月末日までに合格手続きを完了した者とする。
  4. 各大学とも定員数が定められており、合格者が定員に達し次第、募集期間に関わらず順次募集を締め切る。

6. 審査会場および日程

  1. 筆記試験および面接審査は日本事務局(東京)、大阪支局またはオンラインにて実施し、受験者が選択できる。
  2. オンライン審査で英語プレイスメントテストを自宅受験する場合は、指定する期間内にテストを受験すること。
  3. 会場実施の場合も、面接審査においてテレビ会議システムなどを併用する場合がある。
  4. 面接審査日程は原則毎週日曜日のほか、必要に応じて随時定められる。本機構が対応できる日程の場合は平日の個別受験も可能。

7. 審査料

高校3年生以上: 35,000円 

準備生課程対象者(高校1・2年生):25,000

  • オンライン審査の場合はそれぞれ手数料1,000円が加算される。
  • 審査料は申込日から3営業日以内に銀行振込で納付する。(予約完了時に案内)
  • 理由の如何を問わず、審査料の返還は行わない。

米国大学進学・留学説明会

東京・大阪・オンラインで実施

日本人学生受入制度の詳細は、進学説明会でご案内しています(無料・要予約)詳細資料をもとに、受験方法や留学費用も含めた制度の説明を行うとともに、現地映像や学生インタビューも交えて情報満載でアメリカの大学をより理解していただける内容となっています。

親子で進路を考える機会としてぜひご活用ください。その他詳細は以下のリンクからご確認ください。

ベテランアドバイザーによる個別相談も実施

資料請求のご案内

日本人学生受入制度に関する
詳しい資料をお送りします

チャットでも資料請求ができます。画面下のチャットウインドウより質問に従って情報をご入力ください。

お問い合わせ

企業・団体様はこちらをご利用ください。

お電話でのお問い合わせ

[9:30-18:00] 年末年始を除く毎日営業