アメリカの大学卒業や留学目的の完遂をゴールとすれば渡米準備はその道程の一部に過ぎず、むしろ渡米後の長期間にわたる指導やサポートが高い平均成績や卒業率、就職内定率といった実績を支える大きな原動力とも言えます。

2013〜22年度入学生863名の集計:1年留学(GPA以外)、正規授業未開始の学生平均GPA、大学院等進学者(就職内定率)を除く

指導・サポートの特徴

順調なスタートと安定、
そしてより良い成果のために

留学前半は安定したスタートアップと正規授業に慣れていくための指導に全力を注ぎます。大学生活が安定した2年目以降は日常の履修や生活の相談とともに、徐々にキャリア指導を行い、最終的には就職に向けた全体/個別指導や、学生によっては大学院への進学指導に移行します。

大学と一体になった体制

University of Arkansas

直接的な指導やサポート以前に、大切になるのが受け入れ体制の基盤作りです。あくまで外部機関としてサポートをする一般の留学機関と異なり、大学が直接学生の皆さんを受け入れるこの制度では、大学の留学生オフィスやアドミッション、時には学長・副学長レベルの大学上層部とも常に意見交換や情報共有を行い、例えば語学研修や寮の環境、奨学金の条件など日本の学生向けのより良い受入体制作りに向けて改善を進めています。

詳しくは進学説明会へ

米国大学や日本人学生受入制度の進学説明会を東京・大阪・オンラインで実施しております。ご参加、ご相談は無料です。

留学スタート段階の指導

この制度では95%の卒業率を誇るとはいえ、残念ながら年に2〜3人程度はうまくいかずに途中帰国してしまう学生も出ます。帰国者は指導を多数行ったにも関わらず、学習姿勢に改善が見られず準備不足で渡米した場合がほとんどであり、上記も含めて留学が失敗する学生が一番多く出る時期は、やはり渡米して1年以内です。思うようにペースがつかめず、語学力も上がらず、正規授業に参加できずにそのうち心折れて帰国、、というのは絶対に避けたいところです。

語学研修の授業風景

順調な留学にはなるべく早い段階からの留学準備が大切なのはもちろんのこと、これらの指導から引き続き、渡米前後の集中指導、米国語学研修を含む最初の学期には特にサポート面でも指導・相談の機会を増やし、スムーズな留学生活の立ち上がりを目指して指導を行っています。大学の語学研修所においても、会話練習に付き合ってくれる上級生の会話パートナーの紹介や各種アクティビティなど、授業以外の英語力向上や留学生活に慣れるための指導を多数*取り入れています。

*大学により実施内容は異なります

留学初期研修

実質的に渡米直前よりオンラインを通じてアドバイザーによる直接指導は開始されるものの、現地での生活や大学生活については、やはり到着してからの方が現実感が高まるのは確かです。本機構ではアメリカ到着直後に、米国大卒でもあるアドバイザーによる順調な大学での生活に向けた留学初期研修を行っています。

留学初期研修の主な内容

大学の仕組みや授業登録/学習環境/アカデミックスキル/クラススキル/スタディスキル/リサーチ/ディスカッション/ディベート/試験対策/大学生活/サバイバルイングリッシュ/寮生活/防犯/健康管理/食生活/課外活動/NCNのサポート etc..

留学期間中の指導・サポート

全体/個別/オンライン指導を併用

各学期の最初には、大学ごとのミーティングを行い、学生の状況確認と各種伝達などを行っています。学業や生活に関する個別の質問や相談については、アポイントを取ることで何度でも受けることができます。もちろんメールやテキスト/ビデオチャットを用いての各種相談も受け付けています。

保護者へのご報告

学期ごとに、大学の成績表と共に、アドバイザーの所見を記載した定期指導レポートをお送りしています。また緊急で対処する必要がある事案の際には、逐次ご連絡の上で対応しています。ご心配なことがある際には、日本事務局にご連絡ください。現地の状況等を確認し、適切な対応を行います。

安全管理と緊急対応

アカデミックな部分も重要な一方、海外で暮らす上で心配になるのは安全性や、病気や怪我など不測の事態への対応体勢です。

大学寮で安定した留学生活を

この制度では、原則として留学スタート時はすべての学生が大学内に設置された寮に住むことがルールとなっています。ホームステイや一人暮らしは大学外での生活になるため、基本的な安全性の低さや移動手段の問題、またいざという際にNCNや大学のサポートに限界があることから、採用しておりません。

大学寮は大学各所にあり、教室に近い、ルームメイトなどの友達が作りやすい、大学による安全管理が徹底しているなど、大学生活を送るにはほぼメリットしかありません。

STAFF

最近は特に、一般のアパートはインフレの影響で家賃がとても高騰しています。別途火災保険に入る必要があったり、契約トラブルも心配です。寮生活は留学費用にも優しい選択です。

寮の例(ネブラスカ大学オマハ校)

寮には部屋だけではなく、共用のくつろげるロビースペースや簡易なジムが設置されています。集中とリラックスや気分転換のことも考えた環境作りが行われています。

病気や怪我への対応も万全

アメリカは大学病院もすごい規模

病気や怪我の場合は、キャンパス内の医療センターや近隣の指定病院で治療を受けられます。本制度では医療費をカバーするために保険会社と共同開発した長期留学専用の留学生保険を採用しており、各自の事前加入を原則としています。留学期間を通してこれらの際の医療費、治療費やその他の損害へのサポートを行い、安心して留学を行える体制を作っています。

また、アドバイザーや米国コールセンターへの緊急連絡の受け付け、日本事務局による保護者の皆様への情報共有を行いつつ、大学とも共同して事態の解決にあたります。必要に応じ、通院時の付き添いや通訳のサポートも行っております。

アドバイザー

英語が上達するまでは、なかなかお医者さんに自分の症状を伝えることも大変です。近年では通院時にスマートフォンのビデオ通話を活用して医師への意思疎通のヘルプをすることもあります。

頼れるキャンパスポリス

大学内では、キャンパスポリスが大学の安全を守っています。巡回警備を常に行っているほか、留学当初には安全指導を実施します。大学各所には万が一に備えて緊急通報装置が完備されています。また、例えば深夜に図書館から寮に戻る際、寮まで付き添ってくれるエスコートサービスなども多くの大学で行っており、安全な留学を支えてくれる存在です。

さらに上記に加えて本機構による安全指導やルール(学生規則)の策定も行っています。災害時には大学の指導のもと安全確保を行い、本機構では学生の安全確認や保護者への情報提供を行っています。

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就職指導

NCN米国大学機構の日本人学生受入制度では、進学は通過点であり、最終的に「高度なグローバル人材」として社会に巣立つところまで指導を継続していきます。その一環として、留学生活後半の大きな柱となるのが就職指導です。近年の厳しい社会環境の中でも、就職を希望するNCN学生は高い英語力と専門性を武器に、100%の内定獲得を継続しています。

日本で就職できますか?アメリカで働けますか?

アメリカで学んだ日本人大学生の新卒採用については、外資系企業も含めて採用ルートの整理上、一度日本で採用された上でアメリカや他の国に派遣・配属する企業が多くなっています。よって、就職指導は日本での採用に向けた指導が主軸となります。

ただし、理系や芸術系専攻、アスレティックトレーナー、パイロット、米国公認会計士(USCPA)など、一部専攻や資格取得者については卒業後のインターン(OPTと呼ばれる)を経て、そのままアメリカで働くケースもあり、希望者には個別指導対応をしています。

過去には「海外の大学を卒業しても日本で大卒と認められない(=だから就職できない)」という誤解が高校の先生方を中心に広まったことがありました。しかし、もちろんそんなはずは無く、アメリカ大卒はどの企業でも欲しい人材であり、何千名ものNCN卒業生は企業内でも高い評価を受けています。

毎年変化する就職環境に対応

就職、特に新卒採用については、大きな社会環境の変化に伴い、毎年タイミングや傾向が変化していくものです。NCN米国大学機構では、就職専任のアドバイザーをアメリカ/日本に配置し、基本的な情報収集や企業・団体との情報交換を行い、適切なタイミングでの就職活動を行えるよう常に情報のアップデートに努めています。

日米でのチャンスを逃さない指導

アメリカの大学で学ぶ日本の学生が企業で求められているひとつの事例として、アメリカで毎年開催される(近年はオンラインも)日本の留学生専用の企業説明会"Boston Carrer forum"(株式会社ディスコ主催)が挙げられます。NCN米国大学機構では、学生のエントリー指導など対策指導を行い、例年この場で多数の内定を得ています。

また、日本での就職活動に際しては、就活タイミングに関する指導に始まり、毎年夏に就職対策合宿/オンライン研修を実施するほか、本機構主催の合同企業説明会を実施するなど、対策のみならず機会創出のための活動も行っています。

30年以上の活動の中で、各企業の中にも多くのNCN卒業生が在籍するようになり、人事担当として私たちとビジネス上の交流を行う卒業生や、先輩学生として対策合宿で学生を指導してくださるOB/OGも心強い存在です。

就職対策合宿での指導風景

大学院進学と院生の就職活動

専攻によっては大学院への進学を検討することになるでしょう。大学院進学は専門分野における指導になるため、大学の先生方とともにNCNアドバイザーもご相談を受け付けています。本制度学部課程においては学士号取得(学部卒業)とともに通常の定期サポートは終了となりますが、就職指導については大学院進学後も希望者に対応しています。

主な就職内定実績

卒業、その後も続く交流

晴れて卒業を迎え、社会に巣立っていく学生の皆さんの姿は、私たちにもとても眩しく、苦楽を共にしてきただけに一番嬉しい瞬間です。そして、同じアメリカの大学を卒業した仲間としての交流の場を設けるため、NCN全体としての同窓会の開催、卒業生団体の支援を行っています。逆に、上記の就職活動の支援やこれから留学する学生への講演など、卒業生に私たちも支えられています。創立30年を超え、私たちも「歴史と伝統」を意識するようになってきました。留学の本質を見極め、私たちや先達の経験をあなたを含む次の世代に伝えていくことも私たちの使命なのです。

23年8月に実施された本機構公式同窓会。93年入学者から就活中の現役学生まで幅広い世代が集まった

米国大学進学・留学説明会

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日本人学生受入制度の詳細は、進学説明会でご案内しています(無料・要予約)詳細資料をもとに、受験方法や留学費用も含めた制度の説明を行うとともに、現地映像や学生インタビューも交えて情報満載でアメリカの大学をより理解していただける内容となっています。

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