募集要項

1. 出願資格
下記の各課程、プログラムごとに定められた項目のいずれかに該当し、かつ日本国籍または日本国の永住権を保有する、受験者、保護者の日本語でのコミュニケーションに支障がない者。
2. 合格までの流れ
- ( 1 ) 受験者および保護者は、原則として事前に本機構の進学説明会またはセミナーに出席すること。(受験者が社会人で経済的に自立している場合は受験者のみの出席でも可)
- ( 2 ) 出願関係書類は、オンラインで開催されている説明会、もしくはそれに準ずるセミナーに申し込みの際、説明会資料とともに送付される。
- ( 3 ) 上記説明会等に出席後、日本事務局まで電話・メールにて受験申込を行い、受験日を予約する。また大学、高等学校から必要に応じて成績書類を取り寄せ、願書類とともに日本事務局に郵送する。
- ( 4 ) 下記の要領で共通審査を受験する。審査は事務局での実施(筆記試験、面接)またはオンライン受験(オンラインテスト、web会議による面接)を選択できる。
- ( 5 ) 合格の場合、直ちに本機構から受入大学への入学申請を行い、数日から3週間後(大学により異なる)に合格通知を受験者に送付する。受験者は案内に従って入学手続きを行うことで進学が確定し、本制度学生としての指導が開始される。
3. 共通審査と合格基準
募集大学は、各大学ごとに個別の入学試験は実施せず、当機構の定める全大学の共通審査によって、次の基準に従い、学生の合否判定を行う。
- ( 1 ) 学力水準及び学業成績
本制度では受験者(および保護者)との面接において、各課程、プログラム毎に定められた学業成績基準に応じて受入大学の選定を行い、成績基準を満たす大学の中から、現在の語学力、専攻、予算、地域の希望等を加味して本機構、受験者(および保護者)の合意の上、進学/留学先を決定する。なお、全受入大学を通じて入学基準を下回る場合は不合格となる。
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■ 学位取得プログラム
主に在籍/卒業大学の学業成績を基準とする。大学入学後2年以内の学生に関しては、主に高等学校での学業成績を基準とし、それを超える在籍期間の者についても大学の学業成績とともに審査基準とする。
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■ 認定留学/休学留学プログラム
在籍/卒業大学の学業成績を基準とする。ただし、必要に応じて高等学校の学業成績の提出を求める場合がある。
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■ 経営大学院課程
在籍/卒業大学の学業成績、職歴(勤務経験者)、現状の語学力、GMAT/GREスコア(既に受験している場合。必須ではない)等を総合して審査基準とする。
- ( 2 ) 英語力
英語プレイスメントテスト(筆記試験またはオンラインテスト)により現在の英語力を判断し、正規授業受講開始を希望する時期まで、もしくは若干の準備期間延長により必要な英語力水準に達することができると判断できる場合、合格となる。
なお。過去1年以内にTOEFL(iBTのみ)/IELTS/TOEICを受験し、公式スコアを保持している学生については、スコア提出により、プレイスメントテストは免除される。
希望大学に合格が難しいと判断される際は、渡米時期の変更や他の受入大学への希望変更を推奨する場合がある。また経営大学院課程において不合格の場合は、学位取得プログラムへの変更(学部課程編入後の大学院進学)を推奨する場合がある。
- ( 3 ) 学力以外の要件
- ・ 留学に対する目的意識、努力姿勢、及び周囲の理解と支援が確立されているか。
- ・ 高等学校及び大学における部活動、委員会活動、ボランティア等の課外活動、社会経験及びその他の個人的努力による活動等の結果が留学に適した成果を有しているか。
- ( 4 ) 免除される項目 : 一般的に入学申請時に課されるTOEFL等の語学力テスト、SAT、GMAT(経営大学院課程のみ)等の学力テストのスコアについては、本制度の審査時には免除される。ただし合格決定後、定められた時期までにこれらのスコア(もしくは大学が定める独自基準)を達成することを入学条件として課される。
経営大学院課程においては、推薦状の作成、提出は不要。
- ( 5 ) 実技が要求される専攻 : 音楽・スポーツ・美術等の実技が要求される専攻の場合、入学審査でこの分野での能力や、実技について客観的に評価できる資料(大会等での入賞実績の証明、音楽/映像ファイルなど)の提出を求められる場合がある。
- ( 6 ) 奨学金 : NCN特別奨学金制度(授業料減免・返還不要)適用大学に合格した場合、各大学の定める学業成績条件を満たす全ての学生に対して奨学金支給が決定される。
また、語学力に優れ、本制度学生の範となると認められる学生については、NCN語学力奨学金(国内語学研修費相当)が支給される。ただし、認定留学/休学留学プログラムにおいては国内語学研修受講が必須ではないため、本奨学金は適用されない。
4. 募集大学
本制度では別途定める受入大学の中から各年度の募集大学を設定しており、本年度は37大学での受け入れを実施する。なお、受入大学以外への直接進学、編入はできないが、在学中の転学(他大学への編入)を妨げるものではない。
5. 募集期間
- ( 1 ) 米国大学は学期毎に入学、編入が可能であり、本制度では原則、5月(夏学期)、8月(秋学期)、1月(春学期)に渡米する。受験希望者は留学開始希望時期の2年前より募集締切まで逐次受験できる。
- ( 2 ) 募集締切は入学する学期毎に定められ、大学により募集終了時期が異なる(入学1年前〜6ヶ月前)。早めに進学説明会に参加すること。
- ( 3 ) 各大学とも定員数(非公開)が定められており、合格者が定員に達し次第、( 2 )の募集期間に関わらず順次募集を締め切る。
- ( 4 ) 審査日程は進学説明会にて配布される日程のほか、必要に応じて随時定められる。
6. 審査会場
- ( 1 ) 筆記試験(オンラインテスト)および面接審査は日本事務局、大阪支局またはオンラインにて実施する。
- ( 2 ) 事務局で受験の場合も、面接審査はテレビ会議システムなどを併用する場合がある。
7. 審査料
35,000円 オンライン審査の場合は手数料1,000円が加算される。
審査料は申込日から3営業日以内に銀行振込で納付する。理由の如何を問わず、審査料の返還は行わない。
※ その他詳細は進学説明会/セミナーにおいて説明する。

