NCN米国大学機構は、米国37大学が加盟する受入大学グループと、各受入大学内での学業支援、学資支援、生活支援、就職支援等を担う米国事務局及び日本国内での留学準備、国内サポート、就職支援等を担う日本事務局で構成される国際教育コンソーシアム(共同体)の総称です。本機構は、設立以来33年間で、7,400名を超える学生達への留学支援活動を重ねてきました。
また、NCN米国大学機構は、「日米大学間連携によるグローバル人材の育成」という公益目的事業を担う日本法人として、一般財団法人NCN米国大学機構を設立、米国の受入大学及び日本の国立大・私大との大学間連携の推進、派遣留学生の支援、国際教育プログラムの運営等の国際教育事業を運営しております。
米国事務局では、米国内の本部機能を担う米国サポートセンターをロサンゼルスに設置、受入大学内にはNCN専任の日本人アドバイザーを配属して、大学と連携した留学生支援活動及び大学との調整活動を行っています。日本事務局は、東京に本部、大阪に支局を設置し、国内業務を運営しています。
この他、本機構の関連組織として、米国での公益目的事業を担当する米国NPO法人、周辺業務を担当する関連企業及び卒業生団体であるNCN Alumni Association等が本機構の活動を支えています。
日本人学生受入制度では、アメリカ大学留学に際しての諸問題や課題を一つ一つ丁寧に解決するとともに、米国大学卒業(留学終了)後のより良い進路開拓に至るまで、徹底した指導とサポートを通じ、高い留学成果を得たグローバル人材を社会に送り出すことを目的としています。
この制度では、高校1・2年生から留学準備を行う“準備生課程”、高校3年生から準備を開始し、直接アメリカの大学に進学、卒業をめざす“学部課程”、大学生や社会人の編入や短期留学、経営大学院課程(MBA)などそれぞれのキャリアプランに合わせた留学を実現する“Global Career Programs”を展開しています。
また、大学が直接参加するため、NCN学生限定の奨学金プログラムなど、個人留学では得られないメリットを享受することもできます。
受入大学(うけいれだいがく)とは、本機構の日本人学生受入制度の趣旨に賛同し、加盟している大学の総称です。現在、37大学が本機構に参加しています。
各大学は入学制度、語学研修体制、奨学金制度の整備など日本の学生のためにより良い留学環境の構築にあたっており、本機構専任アドバイザーと連携して学生指導にあたっています。
NCN米国大学機構の日本人受入制度は、今年で34年目を迎えるアメリカの大学自身が運営に参加する米国大学進学・留学のためのプログラムです。
これまで7,400名以上がアメリカの大学に進学・留学し、その大多数を占める正規学部生として入学した学生は、95%が卒業し、社会の第一線で活躍しています。