アメリカの大学で学ぶ日本人の学部生と大学院生は1万人近くを数えます。特に最近の傾向として、進学校の力のある高校生たちが、日本の大学ではなく海外の大学を進学先として選択するケースが増加しています。また、海外の力のある大学を卒業した学生の就職動向も、日本の有力大学の卒業生と競い合う状況が生まれ、注目を集めています。

NCN米国大学機構

アメリカの上位に位置する大学が中心になって構成されるNCN米国大学機構は、このような学生たちの受け入れ組織として、過去33年間で7,400名を超える学生の支援を行って参りました。本機構が運用する日本人学生受入制度は、高校卒業生が日本の大学に進学する状況に近い教育環境を整備することを目的に、高校在学中の準備から始まり、在学中の支援、および就職決定、卒業に至るまでの一貫した支援制度として育って参りました。

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また、当機構では文部科学省による日本の大学国際化推進事業の下、関東地方の国立大学や私立大学(大学名非公表)の1年留学プログラムについて大学とともに留学のコーディネートや事前研修プログラムの提供、現地での指導やサポート、カリキュラムに関する助言を行うなど、日本の教育環境の国際化にも従事している経験がございます。

全受入大学の職員および本機構日本事務局の職員一同は、引き続き、高等学校の指導の最前線でご活躍されている教職員の皆様との連携を密に保ちながら、学生たちの努力に負けない、力いっぱいの支援をして参ります。

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書類発行のご協力のお願い

英文成績証明書

米国大学の入学審査においては、高等学校発行の英文成績証明書(受験時原則2通・厳封)が必要となります。詳しい書類の様式につきましては、以下の募集要項をご参照ください。

第3学年時履修科目単位数表

3年1学期などで、英文成績証明書に3年生の履修科目および単位数が掲載されない場合は、補助資料として本書類が必要となります。下記の所定様式にご記入の上、生徒様にお渡しください。

ガイダンス・セミナーを承ります

本機構では、以下の通り生徒/保護者様向け・先生方向けのガイダンス・セミナー等の実施を承ります。

生徒/保護者様向け:海外大学進学ガイダンスの実施

インターネットではなかなか正確な知識が手に入りにくい海外進学。また、すべての学生が目指す進路でもないだけに、多忙な先生方が常に情報をアップデートするのは実質的に難しいと思われます。

私たちNCNは、過去30年にわたる実績をもとに、高等学校での生徒様向け海外進学ガイダンスを出張実施しております。生徒様の利益を最大限尊重し、公平な視点での情報提供を行いますので、どうぞ安心してご依頼ください。また、対象学年による内容の調整、留学希望者や保護者の方への実施など、対象者や条件により内容はご調整可能です。

もちろんZoom等でのオンライン実施も可能ですので、東京から遠方の高等学校からもお気軽にお問い合わせください。

ご依頼をいただくケース
  • 海外進学の意義は理解しているものの、指導となると難しさを感じる
  • 希望者は学年あたり2〜3名で、知識を覚えるのは非効率的
  • 外部に依頼すると「営業」されるのではないかと不安 etc.

実施事例:千葉県の私立高校・国際コース

高1の際に海外進学そのものの基本的なガイダンス(留学業者による)を受けており、海外大学の基本的な知識は備えている生徒。そこで、より具体的な対策=高校の学習の重要性などを中心にお話しし、さらに海外大学進学の方法論(個人留学、業者利用などの比較)、メリットとリスクなどについて授業1コマ50分でお話しました。生徒の皆さんは翌週から海外研修を控えていたため、その際の心がけたほうが良いことなども盛り込んでみました。

先生方向け:海外進学指導研修会の実施

「君には無理だ」と言ってしまう前に

「高校から海外の大学に直接進学」を「絶対無理」と言い切られる先生は少数派になり、現在では「生徒の希望があれば応援するが、失敗のリスクを考えると積極的に推すことは難しい」と考えられる先生がほとんどではないでしょうか。以前より一般化したとはいえ、誰でもアメリカの大学生になれるわけではなく、その見極めも難しいところです。
そこで、NCNでは先生方向けに海外進学の実際、指導の要点などを簡単にまとめた研修を実施しております。国際担当、進路指導の先生のみならず、担任の先生方の日々のご指導にも必ずお役に立てると考えております。
(高校以外での実施も承ります。実施例:県教育委員会研修)

お問い合わせ

下記までお気軽にご相談ください。

NCN米国大学機構 入学審査室:03-5214-2911