アメリカの大学への進学・留学

本機構は、アメリカの大学への高校卒業後の直接進学や、アメリカの大学への途中編入など、学位取得目的の留学に30年以上取り組んできました。しかしその一方で、日本の大学の国際化支援のため、日本の大学とアメリカの大学の直接のパートナーシップのもと派遣される留学生のサポート事業を2010年代から実施しており、学位取得を目的としていない大学生の留学に関しても、豊富なノウハウを持っています。 実際、大学生の留学については、学位取得（アメリカの大学の卒業）を目的とするかしないかの違いだけで、留学準備や単位互換に関する準備などは編入学生と共通する部分がほとんどですので、その点でもこれまで多くの経験を持っています。

日本の大学の国際化の一環として、近年「認定留学制度」を採用する大学が増えてきています。従来の交換留学制度は、各大学が協定校に派遣できる人数がごく少数に限定されていることから、より多くの学生に留学機会を与える方策として生まれたのが「認定留学制度」です。詳細は大学によって異なりますが、例えば認定留学に対応した日本の大学では、大学在学中に１年留学した際に、以下のような制度が整備されています。 ・海外の大学で取得した単位の認定範囲の拡大 ・留学中の日本の大学の授業料・学費の免除や減免、留学奨学金などの支給 ・スムーズな復学に向けた科目登録などのサポート 留学先を自分で選べ、学費負担を可能な範囲で減らしつつ、しっかり現地で単位を取得し、卒業単位に加算できるようにするのが認定留学制度の要点と言えるでしょう。

本機構では、学位取得目的の学生に向けた「NCN特別奨学金」を運用し、11大学で授業料減免などの奨学金が支給される体制をとっており、９割程度が奨学金付きの大学に進学しています。これらの大学のうちほとんどの大学では、１年程度の学位取得を目的としない留学であっても、本奨学金の対象としています。 ネット上では、一般論として「短期留学ではアメリカの大学の奨学金は期待できない」という情報も多く流布されていますが、NCNにおいては決してそんなことはありません。 また、学費とプログラム費用も明瞭に示されますので、その点でも安心です。

＊認定留学／休学留学プログラムについて
本機構では2023年４月より、非学位取得学生の１年程度の留学プログラムについて、これまでの「単位取得留学プログラム」から現状に合わせて「認定留学／休学留学プログラム」に改称しました。このプログラムにおいては、認定留学制度に対応したサポートと、一般的な日本の大学を休学しての私費留学（休学留学）について両対応のサポートを行なっていきます。