2021-22年度学生・保護者の皆様向けコロナ情報(第二報)

2020.9.9 2021/22年度生向け

※本稿は、2020年7月に各ご家庭にお送りした内容を再掲しています。

依然として、コロナ禍収束の先行きが見えにくい状況にある現在、2021年度生、2022年度生の学生諸君及び保護者の皆様方におかれましては、今後の留学の見通し等の面で、ご不安も多いこととお察し致します。

本機構では学生の安全と学びを支えるため、受入大学と連携して数々の緊急対応をして参りました。

その結果、幸い現在に至るまでNCN学生にコロナ感染者は確認されておらず、学業面でも、在学生はオンライン授業で春学期を無事修了、また2020年度生も大学の特別配慮によるオンライン語学研修を現在受講中で、9月からの秋学期に向けての準備を整えつつあります。

この度は、本年5月22日付の書状『受入大学ならびに本機構のコロナウイルス(COVID-19)への対応状況につきまして』(以下、「第一報」)に続き、2021年度生及び2022年度生の皆さんへの今後の対応方針と、在学生の現状報告等を第二報としてご連絡致します。

1. 2021年度生及び2022年度生への今後の指導方針

2021・2022年度生の学生諸君に対する基本指導方針は、以下の通りです。

  • コロナ感染症リスクを最小限に留めることを目的に、通信教育とオンライン研修主体でカリキュラムを編成、集合研修は最低限の開催とし、参加人数も限定する等の方策を講じる。
  • 受入大学等に協力を要請して、コロナ禍での学習成果を出来るだけ高めることを目的とした国内での新たな取り組み等を工夫する。
  • 2021年度生が、予定通り来年の5月渡米が実現できるよう、関係機関と連携して周到な準備を進めるとともに、コロナ禍が長期化した場合の対応策も並行して進める。

2. 国内準備段階での研修プログラム及び行事等について

前項の指導方針に準拠し、国内準備段階での研修プログラムおよび行事等につきましては、以下の通り実施検討を行なっております。

(1)サマー国内研修(合宿):対応検討中

サマー国内研修(合宿)は、例年8月の夏休み中に実施し、本年は東京オリンピック開催予定の関係から、9/19(土)~22(月祝)にて実施予定でした。しかし残念ながら、コロナの影響で現時点では再検討中となっております。

このサマー国内研修(合宿)は、指導スタッフと皆さんが交流でき、直接的な指導が出来る貴重な機会であり、また学生の皆さんにとっても他の学生や先輩とも交流できる大切な機会でもあります。よって、コロナ対策を行いつつ、従来に近い形での実施ができないかという視点で、具体的なプランの検討を進めております。こちらにつきましては近日中の続報をお待ちください。

(2)スクーリング:リモート授業への移行

11月から国内語学研修の一環として21年度生対象に開始されるスクーリングにつきましては、リモート授業(Zoom等を利用してのリアルタイムオンライン授業)への移行を決定いたしました。

本件についてはコロナ禍で検討が加速された面はございますが、以前より計画のあったリニューアルとなります。リモート化により、これまで問題となっていた地域格差の解消、より細かいレベル分けができる点など、教育上のメリットが大きいと判断しております。

詳細につきましては後日、語学指導室よりご案内いたします。また、通信教材など、他の国内語学研修のメニューにつきましては、引き続き着実な取り組みをお願いいたします。

(3)合格オリエンテーション:対面形式で実施

新規に合格した21年度生および準備生よりスタートした21年度生を対象とした、3年進級時の合格オリエンテーションにつきましては、コロナ対策として各回の参加人数を制限しした上で、通常の形での実施といたします。

このオリエンテーションは、皆さんへの直接指導ができる大切な機会であり、さらにTOEFL模試も実施致しますので、リモート形式やe-learningへの移行は避ける形としております。日程につきましては、各学生に別途お知らせいたします。

(4)21年度生対象のオリエンテーション:オンライン化

例年、学生と保護者が参加して実施されてきました以下のオリエンテーションは、参加人数が多数になること、コロナ禍の見通しが不明瞭なことから、現段階ではオンライン(方式未定)での実施を前提で検討を進めております。

① 保護者オリエンテーション

例年、12月に開催され、各種手続きのご案内及び国内語学研修の進捗状況の報告と指導、学生の取り組み状況のアドバイス等が行われます。

② 渡航手続きオリエンテーション

来年3月末~4月上旬に実施予定の渡航手続きオリエンテーションは、5月渡米に向けての各種手続きのご案内及び渡米後の指導が行われます。

(5)結団式:通常形式での実施を模索

例年、5月のゴールデンウィークに実施している出発前の結団式につきましては、コロナ禍の見通しが不明瞭なことから、現状では開催は未定です。しかし、現状でソーシャルディスタンスを保ちつつ授業や集会が再開されている状況を鑑み、今後のコロナの情勢を見つつ、開催の判断を行います。

(6)渡米について

例年、大学ごとに主に5月中旬~下旬に渡米しております。なお、本年と同様の状況になった場合は受入大学と協議しつつ、柔軟に対応いたします。

(7)新たな取り組みについて

今回のコロナ禍の中、新たな取り組みの収穫としては、受入の先生やスタッフ、NCNの米国担当アドバイザー等と結んでのオンラインガイダンスを実施し、特に事前に現地のスタッフと交流できたことは学生にも好評を得られたことが挙げられます。

今後、これらの取り組みをヒントにさらに受入大学スタッフとの懇親会や卒業生、外部のプロフェッショナルとの交流会、各種指導など、新しい取り組みの機会が提供できるよう、検討を進めて参ります。

3. アメリカの現状と今後の見通しについて

アメリカ全体のコロナ感染状況は、残念ながら拡大傾向で予断を許さない状況であり、今後も引き続き注意深く見守る必要があります。

(1)留学生ビザ発給に関する見通しについて

今年の2020年度生のビザ発給の現状につきましては、今年8月出発希望学生の緊急ビザ面接の申請受付が開始されました(後述)。通常のビザ発給に関しては、専門機関筋によりますと、今年10月頃に再開される可能性が高いとのことです。

2021年度生の皆さんは来年5月、2022年度生の皆さんは再来年の5月渡航予定となりますが、コロナの状況はもとより、11月の大統領選挙も控え、今後も大きく状況が変化する可能性があります。現段階では予定通りの渡航を期待しつつ、今後の推移を注意深く見守ることになります。

(2)大学及び周辺地域のコロナ感染状況について

日本国内のコロナ感染状況にはかなりの地域差があり、さらに例えば東京都内の感染状況を見てもクラスターが発生している場所や地域にかなり偏りがあることは、皆さんご存知の通りです。

広大な面積を持つ米国は、日本以上に地域差は大きく、ひとつの州内でも感染者数の多い地区と少ない地区、感染拡大中の地域、減少している地域があります。大都市部の状況に関するテレビニュースやネット上の情報だけで判断される前に、まず皆さんが留学する地域や大学が具体的にどのような状況にあるかを知る事が大切であることをご理解下さい。

今年の2020年度生の皆さんには、秋学期は渡航希望か日本でオンライン受講希望かを判断して頂く材料として、現時点での各地域の統計データや大学現場からのレポートを提供しております。当然、皆様にも今後、判断が必要な段階に応じて、地域情報を提供して参ります。

(3)大学の再検討希望の場合

大学及び周辺地域のコロナ感染状況から、より感染リスクが低いと判断できる地域の大学に留学することを希望される場合は、再度面接を設定して、大学を再検討する機会を設けることも可能です。ご不安な場合は、入学審査室までご相談下さい。

(4)移民・関税執行局(ICE)からのオンライン受講制限に関する通達と撤回について

日本でも報道の通り、7/6に標記のICEより、米国内におけるオンライン授業受講の制限に関する通達が発表されました。

本通告は「米国に留学しているにも関わらずオンラインのみ、あるいはオンライン主体での授業履修を企図している場合はこれを認めず、上記学生については自国で履修を行うべき」という主旨で、基本的にはコロナ流行対策を目的としたものです。

本機構でも20年度生の渡航や一時帰国中の在学生の帰米に大きく影響するため、通達直後より各大学と頻繁に情報交換を行い、対応策を協議して参りました。

しかし、最終的には米国内での反発が強く、ハーバード大やMITが米連邦裁判所に通達の差し止めを提訴した結果、アメリカ政府は通達を7/15に撤回、以前の状況に戻りましたので、今後に影響はありません。

4.  2020年度生への対応について

本年5月22日付・第一報においては、以下の対応につきご報告いたしました。その後の状況につきまずはご報告いたします。

・8月以降への渡航延期

・オンライン語学研修の実施

・今後の見通しと渡米に向けた準備

・各種行事の日程変更、中止、代替プランの提供

(1)5月渡航延期とオンライン語学研修について

第一報におきましては、5月の渡航延期措置に伴い、大学によるオンライン語学研修が実施され、すでに語学基準をクリアしている学生を除き、ほぼ全員がこの研修に参加した旨をお伝えしました。現時点では夏学期の折り返し点となっておりますが、各学生とも大きな問題もなく、順調に参加できているという状況が各大学より報告されております。

米国各大学のNCNアドバイザーが学生サポートを担当しており、定期的に各学生と連絡を取り、学習上の問題などの相談を受けております。

(2)8月渡航に向けての進捗状況について

2020年度生においては秋学期に向けて各大学周辺のコロナ感染状況および秋学期体制の調査結果を報告の上で、最終的に各ご家庭でご判断頂く事とし、選択肢として以下の二者択一を提示しました。

① 引き続き正規授業または語学研修を日本でオンライン受講

② 緊急ビザ面接を申請し、8月渡航の可能性に挑戦

結果、①が約7割、②が約3割となり、具体的な手続きが進んでおります。なお、渡米後は14日間の自主隔離が求められる州と自主隔離を終了した州があり、自主隔離が必要な場合は隔離専用に寮を確保し、医師や看護師を配置し毎日検温や健康相談を行う、また大学が費用負担してPCR検査を行うなど、各大学は感染拡大の防止策を講じております。

また万が一の感染の際は、渡米時に加入する留学生保険にて原則、治療費はカバーされます。

(3)緊急ビザ面接制度

米国大使館では、通常のビザ発給手続は一時停止しておりますが、急を要する渡米に関して、緊急ビザ面接制度を設定し、個別対応を行なっております。この緊急ビザ面接制度でのビザ発給の可否については、大使館ならびに米国領事の判断によるため、確実にビザの発給が受けられるという保証はありません。しかし、一刻も早く渡米したいというNCN生の希望に応えるべく、旅行会社のサポートのもとで、3割の学生が緊急ビザ面接に挑戦中です。また、本機構としても大学と受け入れ時期の調整や各種リクエストを行うなど、時間との戦いの中、調整を続けております。

公式発表はまだございませんが、今年10月から通常のビザ手続きが再開されるという見通しが出ておりますので、日本でのオンライン受講希望者も現地の収束状況を見ながら、来年1月の春学期からの渡航を目途に、秋学期を日本で過ごすことになります。

5. 在学生への対応について

第一報にてお知らせ致しました通り、正規科目を受講している在学生は、多くの大学が3月~4月に緊急コロナ対策としてオンライン受講に移行致しましたので、この春学期はほぼ全員がオンライン受講となりました。全学生の春学期の成績表が届きましたが、各科目の履修状況や単位の取得状況、学業成績等の面で、平常時と比較しても遜色のない学業成果が維持されております。

春学期にアメリカに残った約7割のNCN学生は、秋学期は現地で通常授業、オンライン授業、通常授業とオンライン授業を組み合わせたハイブリット型授業の3パターンを組み合わせて受講します。また、日本に帰国してオンライン受講した約3割のNCN学生は、地域の状況や大学の状況から判断して、アメリカに戻ることを決めた学生と、秋学期も引き続き日本でオンライン受講を希望する学生に分かれます。

6. (参考)オンライン授業について

先般、日本経済新聞の一面において、教育現場のオンライン化の内容を比較すると、日米間では20年以上の開きが出ているという現状が報道されておりました。

日本の大学現場では、コロナ対応という問題に直面した後に急遽オンライン化を行なったため、インフラの不備や指導方法も手探りの状態が続いているようです。例えば4月は休講とした上で単に従来の授業を中継する、あるいは収録した講義映像を学生に配信するといった初歩的なオンライン授業を実験導入する大学が多くなっております。

一方、米国大では広い国土であることから遠隔履修の需要が高く、社会人学生も多いことから、コロナ流行のはるか以前よりオンライン授業が導入されており、NCN学生においても徐々に通常授業と並行してオンライン授業を履修する割合が増えておりました。

よって、特に上級生についてはオンラインでの授業参加にも慣れており、急遽の移行による問題が起きなかったことは、想定の範囲内と言えます。また、受入大学ではUNKなどオンライン専任の教授を配置し、教鞭を執る大学や、オンライン教育における指導方法も研究が進んでおり、オンラインの世界においても日米の教育内容の差は通常授業と同様、あるいはそれ以上に感じられることかと存じます。

また、通常授業においても感染防止策として、レクチャーは教科書とe-learning(自己学習型のオンライン授業)、実験や実習は対面形式でといったハイブリッド型の授業の導入も進んでおります。他方、本機構の大学生向け進学説明会では、日本のオンライン授業の現状が満足できる状態ではないと判断し、米国大学への編入を希望する日本の大学生の参加が増えている事実も付記させていただきたいと思います。

本機構では今後も大学と協力しつつ、皆さんの就学目的を達成すべく全力で支援するとともに、逐次情報提供を行なって参ります。まずは全力で目前の学業に取り組んで下さい。

また、保護者の皆様におかれましても引き続き、ご理解とご協力のほどをお願い申し上げます。

以 上

 

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