秋学期に向けての渡航見通しについて(コロナ関連情報・第五報)

2020.7.1 2020年度生向け

※一部、HP上での公開のため各学生に送付したお知らせとは表現が異なる箇所があります。どうぞご了承ください。

大学による夏学期のオンライン語学研修も中盤に差し掛かりました。このような厳しい環境下にもかかわらず、皆さんが国内で積極的に取り組み、頑張っておられる様子が各大学や現地アドバイザーから報告され、職員一同、うれしく受け止めております。

本機構では、皆さんの秋学期に向けての渡航可能性について、各方面の情報収集および大学や関係機関との調整等を鋭意進めて参りましたが、最終決断すべき時期となりましたので、以下の通りの対応とさせていただきたく、ここにご案内いたします。

1. 渡航についての前提条件の確認について

まず皆さんが、秋学期に向けて渡航が可能となるためには、以下の前提条件の確認が必要となります。様々な点が流動的な状況にありますので、本機構としても慎重に確認作業を進め、その都度、具体的な対応策をご提案して参りますが、それぞれのご家庭のお考えや方針によって判断基準も異なってくると思います。ご家族でご検討の上、ご遠慮なくご相談下さい。

1)安全性の確認

前提条件の中でも、留学先の安全性の確認が最も大切なポイントとなります。アメリカも日本同様に感染状況の地域差はかなりあり、影響が少ないと思われる地域もありますが、渡航時期の意思決定については、各地域の感染の収束状況を慎重に見極める必要があります。

ただし、受入大学でのコロナ感染状況につきましては、いくつかの大学で一般学生や大学職員のコロナ感染が報じられたものの、幸いにもNCN学生における感染報告はありません。各大学とも感染防止対策に取り組んでおり、現状では大規模な感染・流行が発生している受入大学はありません。また各大学は、秋学期に向けて注意深く準備を進めております。

2)米国大使館のビザ発給業務の再開時期

渡航には留学生ビザ(F-1ビザ)を取得する必要がありますが、米国大使館のビザ発給業務は一時停止状態となっており、現時点では業務再開時期については公表されておりません(10月から再開見込みとの情報もありますが、公式発表はなされておりません)。大学では、いつ再開されても対応できるよう、各学生へのI-20発行を進めております。

一方、大使館の一般受付のビザ発給業務は停止しておりますが、例外的に後述の「緊急ビザ面接」という仕組みが存在します。ただし、必ずビザ発給を受けられる保証はありませんので、慎重に検討する必要があります。

3)日本政府による渡航中止勧告

日本政府の感染症危険情報において、米国を含む世界の大多数の国に対し、依然としてレベル3=渡航中止勧告が出されている状況にあり、どの段階でレベルが引き下げられるかを注視する必要があります。最終的には日本政府による判断となりますが、ただちにレベルが引き下げられる可能性は低いと言わざるを得ません。

4)団体旅行手続き

通常では、旅行代理店がビザ申請手続と合わせ、渡航時の団体旅行手続を担当致します。ただ、現状では上記の渡航中止勧告に基づき、規定により団体旅行が扱えない状態となっております。

5)渡米が必要な時期と14日間の自主隔離条件の確認

仮にビザが発給され、渡航が実現出来た場合でも、大半の州では留学生に対して渡航先での14日間の自主隔離が求められております。しかし、受入大学が多いアーカンソー州、アラバマ州等では、14日間の自主隔離条件が既に解除され始めてきており、他州も時間の経過とともに条件が変わる可能性があります。

多くの受入大学の秋学期授業開始日は、8/17(月)あるいは24(月)周辺となっておりますが、14日間の自主隔離条件を加味して逆算すると8/3~10に渡米が必要ということになります。各受入大学では、秋学期からのNCN生受け入れに向けて、自主隔離用の寮の受け入れ態勢を整えるなど、様々な準備を整えつつあります。

6)大学の授業体制の確認

大学によってはすでに伝達されている通り、秋学期からの授業体制は、通常授業を実施しつつもオンライン授業との組み合わせでの授業を運営する大学、全てをオンライン授業体制とする大学、体制未発表の大学など様々です。

秋学期からの語学研修も、ビザ発給停止に伴い、キャンパスでの通常実施とオンライン実施の両方を準備中の大学と、全てをオンライン授業とする大学に分かれております。

なお、秋学期にオンライン授業を実施しないとしている大学はありません。

 

2. 秋学期に向けた8月渡米の実現可能性について

8月渡米を実現させるためには、約1ヶ月以上のビザ申請期間と2週間の自主隔離期間から逆算すると、遅くとも7月上旬~中旬にはビザ申請手続がスタートできないと、秋学期の開始には間に合わないという計算になります。本機構では、この計算に基いて6月末まで大使館の通常のビザ発給業務の再開を待ち続けましたが、残念ながら大使館の業務は依然として一時停止状態にあります。

従いまして、6月末時点での判断としては、誠に残念ながら全学生が揃って8月に渡航するという計画は断念せざるを得ない状況にあると言わざるを得ません。

また単にビザ手続き問題以上に、米国の現在のコロナの状況は、地域によって相当に感染状況が異なっておりますので、皆さんの留学先の大学や周辺地域のコロナの収束状況を慎重に見極めた上で、順次ご相談を頂きつつ、それぞれで渡米時期を判断する必要があることもご理解頂けると思います。

3. 秋学期の対応方針について

本機構では以上の状況から、秋学期の対応方針として、引き続き日本でのオンライン受講を原則として推奨いたします。

もちろん、オンライン受講した履修科目の単位や成績は、通常の授業と変わらない扱いとなります。また、オンライン受講で学生が不利とならないよう、すでに夏学期より成績評価も通常のABC評価ではなく、Pass/FailにすることでGPAに悪影響が出ないように調整している大学もあります。

皆さんの語学力に応じて、秋学期から正規科目受講の学生と、夏学期に続いて語学研修を継続する学生にグループが分けられますが、いずれの場合も夏学期に引き続き、アドバイザーによる個別指導、8月上旬に秋学期に向けたガイダンスの開催や受講相談など次学期に向けた指導を行います。

1)正規科目オンライン受講の場合

事前または今学期中に大学が定める語学基準をクリアした学生については、秋学期より正規科目のオンライン受講が可能になります。

当初は実習や実験を伴うクラスを除く一般教養や入門クラスなど座学主体のクラスをオンラインにて受講していくことになります。ただしe-learning等による自習式の授業を除く、Zoomなどを利用したリモート授業の場合、米国の昼間時間帯に実施されるため、日本では深夜や早朝に受講することが求められ、現状以上に体調管理、自己管理が重要となります。既に留学中のNCN学生で一時帰国し、日本で履修している学生もこのような状況で頑張っておりますので、先輩を見習って努力していただきたいと考えております。

2)語学研修受講の場合

今学期終了時点で語学基準を突破できなかった学生は、秋学期も引き続きオンライン語学研修を受講することになります。夏学期とは実施体制が変更になる場合がありますので、その際は再度ご案内をいたします。

3)次の渡航タイミングについて

秋学期に国内でのオンライン受講を行った場合、次の渡航のタイミングは、学期単位での科目履修条件や寮の手配等の関係から、原則として次の春学期開始時の2021年1月(概ね1月5日頃までの渡米、自主隔離継続の場合は12月下旬)となります。

ただし、学期の前半が終了となる10月中旬頃までに渡航可能と判断されるような状況の変化があった場合、大学によっては学期後半から授業に合流できる可能性もありますので、その際は改めて渡航に向けてのご案内を行います。

現在、渡米できる状況になった場合に備えて、順次各大学の秋学期渡米に向けたI-20(入学許可証)発行が行われています。I-20がすでにお手元に届いている学生については、引き続き大切に保管してください。

4. 緊急ビザ面接への対応について

本機構としては上記の通り原則としてオンライン受講を推奨いたします。

ただし、上記の状況やリスク等を理解した上で、それでも秋学期に向けて8月渡米を強く希望する学生につきましては、米国大使館の「緊急ビザ面接」制度を利用してのビザ発給への挑戦という手段がありますので、以下ご案内いたします。手続きにおいては本機構ならびに旅行代理店が個別にサポートいたしますので、下記の要領でお申込み下さい。

ただしこの方法は、確実な手段ではありませんので、下記の注意事項をよくご確認の上、検討されますようお願いいたします。

1)緊急ビザ面接とは

米国大使館では、ビザ発給業務の一時停止期間中の例外的な対応として、大学の正規授業や語学研修の開始30日前(開始日はI-20に記載)から、緊急を要する学生に限定して緊急ビザ面接を受け付けるとしています。

ただし、以下の制約条件があり、確実にビザが発給される保証はありませんので、慎重に検討してください。特に、発給の可否については米国大使館・領事の判断に基づくため、本機構および旅行代理店では発給見通し等のお答えは一切できませんのでご了承願います。

2)緊急ビザ面接申し込み上の注意点

① 面接予約

面接枠は非常に限定されているため、必ず予約が取れるという保証はありません。

また仮に予約できた場合でも、面接日時は大使館が指定致しますので、申請者の都合等は考慮されませんし、日時の変更も不可となっています。

② 申請却下の可能性

通常手続きに従ったビザ申請ではありませんので、確実に発行されるとは限りません。

大使館の判断で、何らかの理由で申請が却下される可能性も高いことを計算に入れておく必要があります。(却下理由の説明はありません)

③ ビザ発給日

申請が受理され、発給許可が出た場合でも、発給日につきましては大使館が決定致しますので、渡航予定日までにビザ発給が受けられるという保証はありません。

仮に渡航予定日までにビザが間に合わない場合は、大学と別途協議致しますが、時期により次学期の渡米となる可能性があります。

3)申請費用について

緊急ビザ面接の申請手続に必要な費用は、平常時のビザ申請手続と同様で、特に追加負担は発生いたしません。

① ビザ申請代行手数料

旅行代理店宛に既に支払い済みのビザ申請代行手数料につきましては、今回の緊急ビザ面接に関わる申請代行手数料に充当されます。なお、仮に申請が却下された場合、手数料の返金はありませんが、大使館の手続き正常化後に再度ビザ申請を行う際にも引き続きサポートが行われ、再度の手数料請求は行われません。

② 大使館に納付する費用:

・米国大使館への申請料は申請が却下された場合もその後1年間有効となります。

・SEVISは一度登録すれば有効であり、再申請の際も情報訂正で対応できます。

4)緊急ビザ面接の申し込みについて

緊急ビザ面接の申請を希望される場合、まず本機構宛にお申し込み下さい。

原則として、申し込み受付順に旅行代理店にて申請の流れに入りますので、希望者は以下のフォームにより本機構に至急お申し込みください。お申し込みを受理次第、順次、旅行代理店より次の手続きのご案内があります。

急ビザ面接申し込みフォーム

*本ページは一般公開されているためリンクは省略しています。各自にお送りしたメールをご参照ください。

5)ビザが発給された場合

仮にビザ発給を受けられた場合、その後の対応については以下の通りです。

① 指定便の個人予約と渡航手配

現状では、上記でご説明致しました通り団体での旅行手配ができない状況ですので、個人旅行者として渡航することになります。

しかし、コロナ対策上、現地到着後は学生送迎をグループ単位で行う必要がありますので、後日、本機構が指定した航空便を、各自でご予約下さい。仮に、指定便以外で渡航する学生が出た場合、指定便利用の学生グループが空港内で待機を余儀なくされるような事態も予測され、感染リスクが上がる懸念がありますので、必ず指定便での渡航をお願い致します。便の指定、注意事項等は後日申込者にご案内いたします。

② 渡航時のサポート

渡航準備に関するオリエンテーション等を実施した上で、渡航日には、本機構および受入大学では、以下のサポートを行います。

・出発時のサポート(チェックイン、入国・乗換案内、到着後の対応指示)

・到着時の出迎えならびに大学への送迎 (一部、大学により対応が異なる場合があります)

③ 14日間の自主隔離

原則として14日間の隔離が必要な地域の大学では、到着後にそのまま大学内で割り当てられた隔離専用の寮に入寮します。

 

5. 今回の経緯及び今後の方針についてのビデオ説明

本機構代表より、今回の経緯及び今後の対応方針についての説明を動画配信にて行いますのでご覧下さい(YouTubeにて数日中に学生・保護者対象に限定配信予定)。詳しくは後日、一斉メールにてお伝えいたします。

ご質問については国内サポート室までお寄せください。

学生の皆さんも、非常に辛い状況だとは思いますが、コロナ禍が収束した後の、来るべき留学生活に向けてモチベーションを維持し、今こそ力を貯めるべき時期としての自覚を新たにして、日々の取り組みに全力を尽くして下さい。

今後も順次情報提供ならびにご案内をお送りいたします。引き続き、皆様のご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

以 上

 

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