高校時代からの憧れだったメジャーリーグ。その伝統チームであるボストンレッドソックス傘下で、プロのトレーナーとしてキャリアをスタートする幸運に恵まれた梶山さん。ボストン近郊のブリッジウォーター州立大学でアスレティックトレーニング学を学んだ彼に、アメリカで夢を実現した思いを聞いてみた。

※この記事は旧サイトからのアーカイブ記事です。情報は収録当時のものとなりますのでご了承ください。

スポーツ文化もシステムも進んだアメリカで学びたかった

留学を決意したのは?

アスレティックトレーナーになるためです。その理由は、野球に関わる仕事がしたいという単純なものです。当初日本の大学への進学を考えていましたが、『トレーナーならアメリカでしょう』という先輩の一言で、アメリカの大学への進学を思い立ちました。事実日本よりもシステムが発達し、認定資格もあり、何よりスポーツ文化の規模が遥かに大きい国だったので、気持ちはアメリカに傾いていきました。

苦労はありませんでしたか。

留学を決意しても、高校時代の英語の成績が良くなかったので、担任の先生には止められる、母親には反対されるで、前途多難のスタートでした。それでも卒業までやってこれたのですから、留学したことは決して間違っていなかったと確信しています。

アメリカで次々にチャンスを得て、夢を実現

アメリカで夢を実現するまでを教えてください。

苦手な英語で毎日教授に質問し、あきれられるほどオフィスに行って進路相談をした時期もあります。その結果、メジャーリーグのピッツバーグ・パイレーツでインターンとして働くことができたのです。さらにアイビーリーグの名門、ブラウン大学で実習のチャンスもあり、卒業後、レッドソックスで働くことができるようになりました。

留学前の夢を実現できたのですね。

この4年間*で自分は成長できたのかもしれません。でも今の自分に大事なことは、前を見続け、さらに次のステップへ進むことです。これからはプロのトレーナーとして、よりいっそうの努力と責任感をもって前進していきます。 
*編注:当時は4年間(学部卒)で資格取得が可能だった。現在はアスレティックトレーナー資格を取得するには大学院卒業が必要。

(2024追記)その後梶山さんは日本プロ野球の広島東洋カープで怪我を負ったプレイヤーのリハビリを専門とする「三軍」の設立に多大な貢献をされ、一軍コンディショニングコーチも歴任されました。現在もトレーナー界の第一線でご活躍中です。

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