航空学(パイロット)
日本の航空会社に就職
成田 裕貴さん
カンザス州立大学
NCN2004年度生 成田裕貴さんは、カンザス州立大学で航空操縦学を専攻。アメリカのライセンスを持ってJALグループのJ-AIRの未経験枠に応募し、採用された。入社後は日本での事業用ライセンス取得と乗務準備のため、オーストラリアと日本国内での訓練を経て、副操縦士として活躍中だ。
航空操縦学をアメリカの大学で学ぼうと思ったのは?
小学生の頃からエアラインパイロットが夢でした。高校のころ、いろいろな進路を調べて、アメリカの大学の航空学専攻をみつけたのです。航空大学校も考えましたが、まず大学に入らなければならない。それならアメリカの方が早く空を飛べる、と思いました。特にカンザス州立大学は、機材も多く、空を飛ぶ機会も多そうだと思い、決めました。
訓練の様子は?
第一印象は、カンザスは空が広い、ということでした。早く空を飛びたくて選んだアメリカでしたが、想像以上でしたね。入学翌日には教官とのフライトで操縦桿を握らされ、2週間後にはソロフライトが普通なんです。さすがアメリカだ、そこまでやらせるのか、と思いました。2年目になると、週4回も操縦訓練があるんです。
大学で操縦を学ぶことの意味は?
専門学校がライセンス試験に合格するための教育なら、大学は安全なパイロットを養成するための教育。安全を学ぶ講義が多いんです。例えばHuman Factor(人的要因)というコースでは、人間の目、呼吸、血液などのしくみを学びますが、これは人的ミスをなくすための知識になります。
小学生時代からの夢を実現しましたね。
調べ尽くした自分の夢ですから、自分を信じてやるしかない、そんな思いでした。アメリカでは教官としても働きましたが、当時学んだすべてが就職後の訓練に結びつきました。オーストラリアでの再訓練でも英語で不自由することはありませんでしたし。
進路で悩んでいる人へのアドバイスをお願いします
大学選びは慎重に行い、自分の好きなことを勉強できる大学・学部に進んで欲しいと伝えたいですね。
説明会名 | 日 時 | 会 場 | |
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パイロットセミナー | 4月24日(土)15:00 | [オンライン【Zoom】 〒 ZOOMを用いたオンライン開催です。アクセス方法は参加申込者に個別にご案内します。] |
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パイロットセミナー | 5月9日(日)10:30 | [オンライン【Zoom】 〒 ZOOMを用いたオンライン開催です。アクセス方法は参加申込者に個別にご案内します。] |
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