医学・看護学 専攻解説:アメリカ大学進学・正規留学・MBA取得のNCN米国大学機構

アメリカの大学・大学院への進学・留学プログラム

医学・看護学

「国境なき医師団」など、世界で活躍する医師に憧れている医学部志望者は少なくないだろう。
世界レベルの医師になるために、アメリカで医学を学ぶことは掛け値なしに超ハードな挑戦だが、得るものも大きい。
看護師についてはもう少し取り組みやすく、アメリカの病院で働く道もある。それぞれの資格取得までのプロセスを見てみよう。

日本を大きく超える環境で世界レベルの医師・看護師をめざす

Fotolia_7735016_XS.jpeg超大国アメリカは、医学・看護学・薬学を始め様々な医療分野においても世界をリードしている。そこには最先端医療を学ぶため、世界中から医学を志す学生や研究者が集まる。そうした最先端医療を発表する論文が英語で発表されることを考えると、医療を基礎から英語で学んでおく意義は大きい。NCNの制度でも、単に医師や看護師、薬剤師の資格を取るだけで飽き足らない日本人学生がこの進路を選び、医学や看護学などを学んできた。
 高度な専門性をもち、日本で学ぶ以上の学力や努力が必要なこうしたコースに彼らがあえて挑むのは、アメリカの大学が高い志があるものにとってまたとない学びの場だからだ。例えば、医学やバイオの領域で研究者を目指し、日本より水準の高い大学で研究したい場合や、国際的な医療の場で働くために、世界で通用する医療技術を学ぼうとする場合には、留学は正しい進路選択と言える。


アメリカの医療制度と教育制度

アメリカの医療の特徴に、ホームドクター制度がある。大病院の機能は、専門的な対応を要する病気やけがの治療に集約し、日常的な診療はホームドクターと呼ばれる開業医に任せる分業体制だ。日常の治療では対応できないと判断して、ホームドクターが病院に患者の治療を依頼すると、病院のスタッフと施設のもとで治療が継続される。それでも患者がホームドクターの手を完全に離れるわけではない。ホームドクターが一貫した治療に目を配り、主治医として病院での治療に指示を出すこともあるのだ。
こうしたホームドクターとの個人的信頼関係と、組織としての充実した医療体制の両方に支えられて、アメリカの医療は運営されている。これを受けて、幅広い医療分野の基礎診療に当たる医師を養成する一方、ある分野に特化した医師には究極の専門技術を植え付ける、それがアメリカの医療教育だ。

社会的地位の高いアメリカ看護師

看護師制度と教育に対する考え方も異なっている。専門学校から大学院までの学位段階により、準看護師、正看護師、診療看護師(ナースプラクティショナー)といった資格での従業が可能だが、資格ごとのステータスの差は大きく、自分の判断で簡単な医療行為を行うことのできる診療看護師は、社会的にも高い評価を受けている。
このため、すでに看護師資格をもつ者も含め、大学・大学院の看護学は人気を集めている。日本の看護師が数多く留学を志すのも、アメリカ大学・大学院での専門的な看護技能の習得に加えて、現地で高い社会的地位をもつ看護師として働けることが大きな要因だろう。

増える「医師のすすめで留学」

近年、身近な医師や看護師、薬剤師に勧められて、医療分野の留学を選択する学生が多くなっている。日本の医師資格試験を突破するだけなら日本の医学部で十分であるあるにもかかわらず、この分野の実情を身をもって知っている人たちが敢えて留学を勧めるのは、日本の現状に限界を感じ、海外で医療を学び、海外で活動する意義を強く認識していることの表れと言えるだろう。日本が真の医療先進国であり続けるためにも、海外で学び、常に新しい病理や日進月歩の治療法の知識を現場に取り入れる力を備えた医師たちの活躍が期待されているのだ。

アメリカ進学を夢でも冒険でもない、確かな進路に

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LinkIcon高校生・大学受験生向けの“日本人学生受入制度 学部課程”

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アメリカで小児科医として活躍
NCN卒業生 佐藤雅文さん

ジョージワシントン大学→セントジョージズ大学医学大学院を卒業。アメリカ人にとっても最難関の医学大学院を修了し、ニュージャージーの病院で小児科医師として働いている。
実際、医師として活動するためにはインターンシップなども含めると10年以上学ぶ、長い道のりとなる。

━━━アメリカで医師になるのは容易ではないと思いますが

  • 「確かに、いくつものハードルを乗りこえてやっとたどり着ける道です。とは言え、やる気とちょっとした運があればどうにもならないものではありません。僕も普通の高校生でしたし、大学時代もごく普通でした」

━━━留学生として、英語はハンディになりませんでしたか?

  • 「一つだけ言えることは、アメリカでは、留学生だからといって、英語のできなさを考慮して選考してくれるなんてことは絶対にないということです。だから、大学在学中にどれだけ英語を身につけられるかが、大学院進学のカギになります」

━━━医学大学院で学んでいるのはどんな人たちですか?

  • 「大学院には、アメリカはもとより、カナダ、台湾、イラク、キューバ、トリニダードトバゴ、などからの留学生がいました。バックグラウンドも多種多様で、ある人は看護師だったり、ある人は栄養士だったり、他の国で医師だった人が改めてアメリカの医学を学びにきているケースもありましたよ」

大学院進学後に医学を学習

アメリカの医学教育制度は日本と大きく異なる。大学入学時から医学部に所属し、医学を履修する日本に対し、アメリカでは学部課程では専門教育を行わず、生物学などの基礎科目や一般教養を広く学ぶ。医学の専門知識はメディカルスクールと呼ばれる大学院課程で学ぶのだ。大学院進学までさまざまな分野に触れ、学業成績だけでは測れない適性や使命感を自覚することで、医師としての高いモラルや質が備わるのだ。理学療法士・作業療法士などの医療関連の資格も同様に大学院教育が前提だ。
看護学教育には、準看護師養成の専門学校から大学院までさまざまなレベルのものがある。医療に責任を持って従事するためには、大学院までチャレンジしたい。現地で働くことを目指すなら、患者の不明瞭な英語を理解し、専門用語や命に関わるやりとりに誤りなく対応できる高い語学力を培うためにも、学部段階からの留学が望ましい。


日本における米国式医療制度導入の試み  

日本の医師・看護師不足は深刻だ。特に予算の小さい地方の公立病院においては、厳しい就労条件を背景に離職が相次いでいる。高齢化社会を迎え、緊急の打開が迫られる中、遅ればせながら医療改革もより現実感のある課題として語られるようになってきた。
大病院の機能は、専門的な対応を要する病気やけがの治療に集約し、日常的な診療を専ら担当する診療医を拡充しようとする試みもそのひとつ。また、看護師をナースプラクティショナーとして養成し、簡単な医療行為を医師の指示を待たずに行えるようにする方法も検討されてきた。こうした例はいずれもアメリカなど海外の医療現場で採用され実績を積んできた制度だが、日本では養成教育のシステムもまだ整わず、導入の時期は見えていない。


日本の資格にも対応可。まずは大学院合格をめざす  

アメリカで医師・看護師などの医療関連免許を得て、臨床研修などの段階を修了すると、州単位での登録が可能になる。もちろん現地で仕事につくためには就労ビザが必要となるが、外国人の医師・看護師には一定の需要があり、特に日本人コミュニティのある都市部では比較的就職のチャンスが期待できる。しかし、もともと優秀な人材の集まる分野であり、在学中からの高い成績維持、患者や他の医師との完璧なコミュニケーション能力を備えることが不可欠な条件になる。
いっぽう、アメリカで医療教育後、日本で資格を取得して医療に携わる道もある。医師・看護師などの国家試験の受験資格は、大学院・大学での履修歴などを通じて認定される。アメリカの医学大学院で学んでおればまず心配ない。万一予備試験の受験を求められても、専門用語の日本語訳を確認するなどの一定の準備をすれば十分対応できる。


医学:医学大学院進学課程

学部課程では大学院への進学準備

mdl0021-054_m.jpg第一にプロとしての人間形成、その後に専門教育を
アメリカの教育プロセスでは、医療の専門教育は大学院から始まる。いわゆる4年制の学部課程では生物学や物理学を専攻する学生が多いが、進学に必要な専攻が制限されているわけではない。医療を学ぶ者はまず人間としての教養を備えなければならないという教育理念の現れであり、必須とされる科目さえ履修していれば、文学やビジネス学を専攻していても、メディカルスクール(医学大学院)への進学は可能であるが、医師としての奉仕意識や社会性を養うためのボランティア活動が重視される。
学部課程で必須の科目は、生物学・物理学・有機化学・無機化学であり、さらにメディカルスクールによっては微積分学・統計学・英語などの履修を求める場合もある。こうした科目を着実に履修して高い成績を確保することが医学大学院への進学の条件になるが、これに合わせて履修科目を編成した医学大学院進学課程(Pre-Med)を設けている大学も多い。

医学:メディカルスクール(MD課程)

4年間の専門教育課程

Headline-injection02.jpg医師教育の専門家がみっちり指導
学部課程卒業後、医学大学院をめざす学生は、MCATという全国共通試験を受けて、入学審査に臨む。この厳しい審査を突破すると、いよいよ医学専門課程が始まる。前半の2年間は講座やラボでの基礎医学、後半の2年間は医療現場での臨床医学の課程であるが、指導に当たるのはいずれも医師教育の専門家であり、臨床医が教育を兼務する訳ではない。このシステムは、限られた在学期間で、医療に必要な知識を偏りや漏れのないように教授するためのもっとも効果的な方法として堅持されてきた。
合衆国医師免許試験(USMLE)は3段階になっており、学生は在学中から段階的に受験を始める。メディカルスクールを卒業し、Medical Doctor(MD)学位を受けると、いよいよ最終段階を受験し、合格すると晴れて医師免許が交付される。

医学:免許取得後の臨床研修

インターンシップと研修で実務経験を積む

5.jpgここを修了すれば医師として活動できる
医師免許を受けてもすぐに医療業務に従事できるわけではない。
人の命をあずかる医師への道は長い修行の道だ。標準で学部4年間、メディカルスクール4年間の課程を修了し。医師免許試験に合格すると、様々な診療科で1年間のインターンシップ、さらに診療科別に行う最低3年のレジデンシー研修を経て、認定試験を受験する。こうして各州の登録免許を得て内科医もしくは外科医としての業務に従事する。
さらに消化器内科、脳神経外科といった専門診療科の医療に従事しようとする者は、改めて専門診療科ごとに最低3年フェローシップという臨床研修を受け、専門診療科認定試験に臨む。こうして一般医と専門医がそれぞれの領域で働き、医療システムの幅広い間口と奥深い専門性とを両立させているのだ。

看護学

めざすポジションによって3段階の履修課程が

nurse.jpg留学するなら大学院卒業をめざそう
アメリカの看護学教育は、次第に専門性を高めており、専門学校が急速に数を減らしている。現在主流になっているのが大学の看護学課程だ。
正看護師試験(NCLEX-RN)受験者の多くが通うのが、2年制の看護学准学士(ASN)コースだ。この教育課程では主に、医療現場で医師の手伝いを行うための技能教育に重点が置かれる、だが、看護職で確固としたステータスを求める者は4年制の看護学士(BSN)課程を選択する。ここではより専門的な看護科学・看護情報学・リーダーシップ学など、同じ正看護師であってもより主導的・管理的な立場での業務の遂行にふさわしい教育を行っている。
さらに大学院では、医師の指示によらず自身の判断で簡単な医療を行えるナースプラクティショナーや、看護指導者などの資格を取得するための専門教育が行われる。アメリカで看護学を学ぶ以上、ぜひここまで挑戦しておきたい。

薬学

薬学研究者として新薬開発にも

Pharmacy Lab 2003-09-03 B SKB.jpg薬学大学院の博士課程で最先端研究も体験
薬学を学ぶ者にとって、将来の道は大きく2つある。ひとつは薬剤師として調剤に携わること。もう一つは、薬学研究者として、薬効や副作用の研究を行ったり、新薬の開発や製品化に携わったりする道である。日本では薬学部というと、薬剤師育成の方向性が多いが、アメリカでは薬学研究の場としての性格がより強く浮かんでくる。そこには、大学に対して、新薬開発を目指す製薬会社や政府が多額の資金を投入し、人材も含めた協力支援を行って世界最高水準の研究を進めているアメリカの事情が大きく影響している。薬学研究者の養成の場でありながら、在学中から最先端の研究開発に関わるなど、高度で実践的な経験を得る機会が多いわけだ。研究者をめざす場合、博士課程まで見据えた学びを考えるべきだろう。博士号をもつ薬剤師は社会的地位も高い。
 日本でも薬学部は6年間の課程への移行が進んだが、アメリカではもともと大学院で薬学博士号を取得する道が薬剤師資格への道として主流である。中には学部課程と大学院課程を一連の6年間課程としている大学もあるが、多くは学部課程で有機化学や生物学等の必須科目を含む「薬学大学院進学課程」科目を履修し、薬学大学院へ進む。大学院では4年間の専門課程で製薬学や薬理学といった専門科目を履修して博士号を取得する構成だ。卒業後の就職へ向けて、病院、薬局、製薬会社などでの実習も行う。なお、米国で得た学位でも日本の薬剤師国家試験受験が認められる。

理学療法学・作業療法学

セラピスト(療法士)をめざすなら

image.jpg博士課程まで進級して、超一流の療法士に
病気やけがにより損なわれた身体・神経機能の回復のため、医師の指示のもとリハビリテーションをサポートするのが療法士(セラピスト)の仕事だ。マッサージや運動を通じてリハビリを行うのが理学療法、物づくりなどの作業を用いるのが作業療法である。高齢化社会の進展とともに、最近では心因性の病気の治療にも起用されることが多くなり、注目を集めている。
日本では専門学校や4年制大学での教育プログラムが多いが、アメリカでは大学院課程への移行が完了しており、特に理学療法学では大半が博士(DPT)課程となっている。教育の専門性は世界をリードしており。日本での国家試験受験にも対応している。

臨床心理学

精神医療分野をめざすなら

mns0007-009_m.jpg医学と同等の体制の大学院4年コース
身体の医療は昔から医学が取り組んできたテーマだが、精神の医療は、最近になって急速に研究が進んだ分野だ。日本でもようやく、ストレスやうつを扱う心療内科の重要性に注目が集まっているが、アメリカでは医者に相談する前の段階で、日常の精神的問題を精神分析医あるいは心理カウンセラーへの相談で解決を試みることが多く、そのための教育も発達している。
心理カウンセリングを医療と並ぶレベルで追究するのが臨床心理学だ。大学院で4年前後の履修を要する臨床心理学博士課程は、その年限においても学びの実践性においても、また修了後の職業的ステータスにおいても医学なみ。常に最先端の研究成果が投入されるアメリカで学ぶ価値が最も高い分野の一つと言える。
なお、臨床心理学の基礎になる心理学のコースは、学部課程にも幅広く開設されている。患者との接し方を知り、医療を円滑に勧めるための基礎知識として、学んでおくのもいいだろう。

サウスアラバマ大学(州立)

University of South Alabama

医療関係を広範に学べる

アラバマ州の海港都市モービルにキャンパスを置くサウスアラバマ大学は、メキシコ湾岸で最も進んだ医療施設・医学教育プログラムをもち、大規模で最新設備をもつ総合病院と、小児科婦人科専門の大型病院との2つの大学病院を擁している。さらに、2000年に湾岸で初めの癌医療専門施設であるミッチェル癌センターを開設、2008年に75億円を投入して完成した最新施設で先端研究を進めており、臨床医療と研究の両面で南部を代表する大学だ。
医学はもちろん、看護師試験の合格率で全米屈指の看護学や、スポーツ学、療法学などの医療分野、また生物学、生理学といった関連専攻はいずれも最高水準の評価を得ている。いずれも大学院まで専門性と実践性の高いプログラムを備え、幅広い医療のプロフェッショナルを育てている。
学部課程では、生物学、バイオメディカルサイエンス(生医科学)、化学、化学工学などの高水準な専攻が、いずれも医学大学院進学のための準備課程として推奨されている。中でもバイオメディカルサイエンスは、生物学、化学、物理学から始まり、解剖学、生化学、心理学、神経科学、免疫学などを徐々に深めていくカリキュラムで、学部課程でありながら医学の専門学習に非常に近い専攻だ。このような医療直結の専攻の充実も最前線医療に常に向き合っている大学で初めて可能なことと言えるだろう。

サウスアラバマ大学NCN米国大学機構の中でも、理系学生率が高いサウスアラバマ大学

テキサス大学サンアントニオ校(州立)

University of Texas at San Antonio

大型総合大学グループのメリットを活用する

テキサス州のトップ州立大学であるテキサス大学は、州都ダラスのメディカルセンターを頂点に、各拠点キャンパスに医療センターを設け、それぞれにメディカルスクールを置いている。
サンアントニオ校もその拠点のひとつ。創立40年ほどと、テキサス大学グループでは新しいキャンパスだが、理学研究やビジネス学を中心に急速に水準を高めてきた。医学、歯学、療法学、看護学などの教育は、地域の中核医療機関であるテキサス大学ヘルスサイエンスセンターで行ってきたが、2009年9月に15の診療科を収容したメディカルアーツ&リサーチセンターがオープン。最新の医療技術の実践の場として、地域医療と専門教育とを同時に担う。US Newsのメディカルスクールランキングではリサーチ部門全米53位,プライマリケア部門51位にランキング。もちろん学部課程でも生物学、生医科学で抜きん出た成果をあげており、医学や医療系の大学院進学準備の場として理想的な学びの場だ。
さらに専門化した研究のため、ダラスのメディカルセンターで学ぶ学生も多い。ここはアメリカ中西部の医療拠点であると同時に、実に86もの専門診療科に加え、13の専門リサーチセンターを擁する教育の拠点でもあり、前述のランキングではリサーチ部門20位、プライマリケア部門29位の評価を受けている。このように、基礎から高度な専門分野まで着々と学びを深めていけるネットワークが、大型総合大学システムであるテキサス大学ならではの魅力だろう。

テキサス大学サンアントニオ校テキサス大学グループ(UT-System)は、オースティン校、アーリントン校などいくつもの大学を擁する。

ネブラスカ大学リンカーン校/カーニー校(州立)

University of Nebraska - Lincoln / University of Nebraska at Kearney

医療分野に「挑戦」する学生におすすめ

ネブラスカ大学はオマハのメディカルセンターを拠点に、地域医療と深く結びついた教育を行い、US Newsでのプライマリケア部門では全米17位という高い評価を受けている。一方で最先端の研究も積極的に行っており、その中心は、2003年に総工費75億円を投じて完成したダーラムリサーチセンターだ。さらに2009年春、双子の弟とも言えるダーラムリサーチセンターIIが誕生して規模は倍増。現在は、両棟合わせて210を超える研究室で600名以上の研究員が、170億円にのぼる資金を受けて先端医療研究を行っている。
このメディカルセンターにはメディカルスクールの他、歯学、看護学、薬学、療法学、医療テクノロジー学の教育課程が揃っており、先端技術のフィードバックを受けながら実践的な医療を学べる。大学院課程には、全米の大学出身者が集まるが、特に同じ大学グループのリンカーン校やカーニー校は、学部課程で着実な成績を修めて医療専門課程に進もうとする学生の学びの場として人気だ。いずれもサイエンスのコースが充実しており、安心して医学や医療系大学院への進学課程を学ぶことができる。

ネブラスカ大学リンカーン校ネブラスカ大学リンカーン校。同大学3校(もう1校はオマハ校)の頂点に立つ、州ナンバーワン州立大学だ